特許
J-GLOBAL ID:200903019866015153

坂道発進補助装置付自動変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 敏忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214511
公開番号(公開出願番号):特開平8-072684
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 坂道発進の際にブレーキホールドが解除された直後、エア回路に滞留していたエアが排出される際に、ブレーキスイッチがON状態となり、クラッチが切れた状態となってしまう事態の防止。【構成】 車両の運転状況に応じてギアシフト及びクラッチの断続を自動的に行なう自動変速装置を有し、車速検出手段1と、ブレーキペダルオン・オフ検出手段46と、クラッチストローク検出手段3と、ブレーキ液圧調整手段64、66と、制御手段5とを備えた坂道発進補助装置付自動変速装置において、制御手段5は諸検出手段からの信号に基づき、車速がゼロでクラッチが断状態でブレーキペダルがオン状態の場合に、ブレーキ液圧調整手段64、66にブレーキ液圧を保持する制御信号を出力し、保持制御信号はクラッチの接続に応じて解除するようにする。
請求項(抜粋):
車両の運転状況に応じて予め設定したパターンに基づき、ギアシフト及びクラッチの断続を自動的に行なう自動変速装置を有し、車速を検出する車速検出手段と、ブレーキペダルのオン・オフを検出するブレーキペダル検出手段と、クラッチのストロークを検出するクラッチストローク検出手段と、ホィールシリンダのブレーキ液圧を調整するブレーキ液圧調整手段と、制御手段とを備えた坂道発進補助装置付自動変速装置において、前記制御手段は前記諸検出手段からの信号に基づき、車速がゼロでクラッチが断状態でブレーキペダルがオン状態の場合に、ブレーキ液圧調整手段にブレーキ液圧を保持する制御信号を出力し、該保持制御信号はクラッチの接続に応じて解除するように構成され、前記制御手段は更に、ブレーキ液圧が除去された後で、且つ所定時間経過前に、前記ブレーキペダル検出手段からブレーキペダルがオン状態である旨の信号が発生した場合には、該信号を無視する制御回路を含んでいることを特徴とする坂道発進補助装置付自動変速装置。

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