特許
J-GLOBAL ID:200903019866064847
硬質被覆層がすぐれた耐熱性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-376774
公開番号(公開出願番号):特開2003-175405
出願日: 2001年12月11日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐熱性放熱性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、0.8〜10μmの全体平均層厚で物理蒸着した硬質被覆層が、個々の平均層厚が0.01〜0.1μmの第1薄層と第2薄層の交互積層からなり、(a)第1薄層を、組成式:(Ti1-(X+Y)AlXSiY)N、原子比、X:0.20〜0.50、Y:0.15〜0.30を満足する組成を有し、Ti-Al-Si複合窒化物粒子を骨格構造をもった非晶質窒化珪素が取り囲む組織のTi-Al-Si複合窒化物で構成し、(b)第2薄層を、組成式:(Al1-ZSiZ)N、原子比、Z:0.15〜0.30を満足する組成を有し、Al-Si複合窒化物粒子を骨格構造をもった非晶質窒化珪素が取り囲む組織を示すAl-Si複合窒化物で構成する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、0.8〜10μmの全体平均層厚で物理蒸着した硬質被覆層が、個々の平均層厚が0.01〜0.1μmの第1薄層と第2薄層の交互積層からなり、(a)上記第1薄層を、組成式:(Ti1-(X+Y)AlXSiY)Nで表わした場合、厚さ方向中央部の透過型電子顕微鏡による測定で、原子比で、X:0.20〜0.50、Y:0.15〜0.30を満足する組成を有し、かつ同じく透過型電子顕微鏡による観察で、超微細結晶Ti-Al-Si複合窒化物粒子をスケルトン構造(骨格構造)をもった非晶質窒化珪素が取り囲む組織を示すTi-Al-Si複合窒化物で構成し、(b)上記第2薄層を、組成式:(Al1-ZSiZ)Nで表わした場合、厚さ方向中央部の透過型電子顕微鏡による測定で、原子比で、Z:0.15〜0.30を満足する組成を有し、かつ同じく透過型電子顕微鏡による観察で、超微細結晶Al-Si複合窒化物粒子をスケルトン構造(骨格構造)をもった非晶質窒化珪素が取り囲む組織を示すAl-Si複合窒化物で構成したこと、を特徴とする硬質被覆層がすぐれた耐熱性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (2件):
FI (2件):
B23B 27/14 A
, C23C 14/06 P
Fターム (14件):
3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF10
, 3C046FF16
, 3C046FF19
, 3C046FF25
, 4K029BA58
, 4K029BB02
, 4K029BB07
, 4K029BB10
, 4K029BC10
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029EA01
引用特許:
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