特許
J-GLOBAL ID:200903019870479636

ベルト式無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062768
公開番号(公開出願番号):特開平10-252850
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 キャンセラー油室用のオイルと無端ベルト潤滑用のオイルとを共用して必要なオイル供給量を削減する。【解決手段】 ベルト式無段変速機のアウトプットシャフト2に設けたドリブンプーリ7のプーリ油室8に対する変速制御用オイルの供給は、フィードパイプ46、プラグ42の油孔421 ,422 、油溝423 、アウトプットシャフト2の油孔23 及び可動側プーリ半体72 の油孔73 を介して行われる。一方、アウトプットシャフト2の第1シャフト内油室21 に供給された潤滑用オイルは、アウトプットシャフト2の油孔24 を介してドリブンプーリ7のキャンセラー油室43に供給されるとともに、第1シャフト内油室21 からプラグ42の絞り424、第2シャフト内油室22 及びアウトプットシャフト2の油孔25 を介して無端ベルト9に供給される。
請求項(抜粋):
溝幅が可変の固定側プーリ半体(51 )及び可動側プーリ半体(52 )を備えてインプットシャフト(1)に設けられたドライブプーリ(5)と溝幅が可変の固定側プーリ半体(71 )及び可動側プーリ半体(72 )を備えてアウトプットシャフト(2)に設けられたドリブンプーリ(7)とに無端ベルト(9)を巻き掛けてなり、前記可動側プーリ半体(52 ,72 )を作動させるプーリ油室(6,8)と、該プーリ油室(6,8)に隣接するキャンセラー油室(43)とを備えた無段変速機であって、前記少なくとも一方のシャフト(2)の内部に第1油路及び第2油路を持ち、第1油路は前記シャフト(2)に支持したプーリ(7)のプーリ油室(8)にオイルを供給するとともに、第2油路は前記プーリ(7)のキャンセラー油室(43)にオイルを供給するものにおいて、前記第2油路は油路開放端(25 )に絞り(424 )を介して連通しており、前記油路開放端(25 )から排出されるオイルで前記無端ベルト(9)を潤滑することを特徴とするベルト式無段変速機。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  F16H 57/04
FI (2件):
F16H 9/18 B ,  F16H 57/04 C

前のページに戻る