特許
J-GLOBAL ID:200903019880421415

免震床の三次元免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217538
公開番号(公開出願番号):特開平7-071109
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 振動に弱い電子計算機などの設置及び保護に好適な免震床の三次元免震装置を提供する。【構成】 免震床25の鉄骨架台2を床スラブ3上に水平360°全方向及び上下方向への自由で滑らかな移動が可能に支持する床支承部1と、免震床の水平方向及び上下方向への移動を減衰させる緩衝部とで構成されている。【効果】 単一のシステムとして三次元免震の目的が達成され、事務所ビルなどで多用されているOA機器などを地震等による被害から保護する。
請求項(抜粋):
免震床の水平方向の揺れ及び上下方向の揺れを抑制する三次元免震装置であって、免震床の鉄骨架台を床スラブ上に水平360°全方向及び上下方向への自由で滑らかな移動が可能に支持する床支承部と、免震床の水平方向及び上下方向への移動を減衰させる緩衝部とで構成され、前記床支承部は、免震床の鉄骨架台を支持する支持体の足元に、床スラブ上に固定された鋼板上を転がる複数の鋼球を介在せしめた構成であり、前記免震床の水平方向緩衝部は、免震床の移動に抵抗する粘性体ダンパーと、水平方向に移動した免震床の復元力を発生する引張型の水平方向バネ機構とで構成され、前記水平方向バネ機構及び粘性体ダンパーの一次側は床スラブに固定され、二次側は免震床に結合されていること、前記免震床の上下方向緩衝部は、前記床支承部の足元の鋼球よりも上方の支持体部分と鉄骨架台との間に設けられて免震床の荷重を常時支える圧縮型の上下方向バネ機構で構成され、前記上下方向バネ機構の一次側は前記鋼球の上載部分に設置され、二次側は免震床の鉄骨架台に固定されていることをそれぞれ特徴とする、免震床の三次元免震装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平5-087624
  • 特公平4-000154
  • 特公平3-050861

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