特許
J-GLOBAL ID:200903019885226432

画像形成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227854
公開番号(公開出願番号):特開平11-058831
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 極性可逆材料を用いた画像形成システムにおいて、インクを受像体に転写する場合、インクと極性可逆層との濡れ性が良いためインク全てを受像体に転写定着出来ず、極性可逆層上にインクが残留する問題が発生する。【解決手段】 支持体上に極性可逆材料を含有する層を設けた像担持体に、刺激aにより像担持体表面を疎水化し、前記刺激aとは異なる刺激bにより選択的に該表面を親水化して、濡れ性の異なる潜像を形成し、これに着色剤を含有した溶液を塗布する現像器により、インク顕像を像担持体表面に形成し、このインク顕像を受像体に転写する画像形成システムにおいて、転写時あるいは転写直前に、像担持体と受像体に刺激aを与えることで親水化されている部分を疎水化し、これにより受像体への転写定着が完全に行われ、前記像担持体上にインクの残留が見れなくなることで前記課題を解決する。
請求項(抜粋):
支持体上に極性可逆材料を含有する層を設けた像担持体と、前記像担持体の表面を疎水化するための刺激aを与える手段と、前記像担持体の表面を親水化するための刺激bを与える手段と、疎水化されている前記像担持体の表面に、刺激bを与えることにより選択的に該表面を親水化して、画像領域と非画像領域とでは溶液に対する濡れ性の異なる潜像を形成し、前記潜像が形成された前記像担持体に着色剤を含有した溶液を塗布する現像器と、前記現像器によって前記像担持体の表面に形成された溶液顕像を受像体に転写する転写部とを有する画像形成システムにおいて、転写位置あるいは転写位置直前に前記像担持体に刺激aを与える手段を有することを特徴とする画像形成システム。

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