特許
J-GLOBAL ID:200903019905664210

変性熱可塑性樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205973
公開番号(公開出願番号):特開平6-116347
出願日: 1991年08月16日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【構成】 ビニル結合含量が25%以下の共役ジエン重合体ブロックとビニル結合含量が15〜95%の芳香族ビニル化合物-共役ジエン(共)重合体ブロックからなるブロック共重合体の水素化物の存在下に、芳香族ビニル化合物および/または(メタ)アクリル酸エステルとシアン化ビニル化合物を特定の割合でグラフト共重合して得られるゴム変性熱可塑性樹脂、ならびに、上記水素化ブロック共重合体の存在下に、該共重合体と単量体混合物との屈折率の差が0.01以下になるように、単量体混合物の組成が選択されている変性熱可塑性樹脂を提供するものである。【効果】 本発明のゴム変性熱可塑性樹脂は着色性などの成形外観、耐薬品性および低温での耐衝撃性が著しく改良され、優れた耐候性、成形加工性を有する。特に、請求項2記載の変性熱可塑性樹脂は、透明性に優れている。
請求項(抜粋):
ビニル結合含量が25%以下である共役ジエン重合体ブロックセグメント(A)と、共役ジエン重合体あるいは芳香族ビニル化合物-共役ジエン共重合体であり、共役ジエン部分のビニル結合含量が25〜95%であるブロックセグメント(B)からなり、ブロック構造がA-(B-A)n または(A-B)m (ただし、nは1以上、mは1以上の整数)で表されるブロック共重合体であって、芳香族ビニル化合物/共役ジエンの割合が重量比で0〜50/100〜50、(A)/(B)の割合が重量比で5〜95/95〜5であり、かつ共役ジエン部分を90%以上水素添加してなる水素化ブロック共重合体(I)の存在下に、芳香族ビニル化合物および/または(メタ)アクリル酸エステルからなる単量体30〜100重量%と、シアン化ビニル化合物70〜0重量%がグラフト共重合されていることを特徴とする変性熱可塑性樹脂。
IPC (2件):
C08F287/00 MQX ,  C08F279/04 MQP

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