特許
J-GLOBAL ID:200903019911573545
有機酸の製造方法及びアンモニウム塩の分解方法、並びに有機酸及びポリマー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-133305
公開番号(公開出願番号):特開2004-196768
出願日: 2003年05月12日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】特に中和剤の存在下に炭素源を微生物変換して得られる高融点の有機酸のアンモニウム塩から効率的に低コストで、かつ使用した反応原料や副生物を破棄することなく循環再使用してフリーの有機酸を製造できる新規な方法を提供する。【解決手段】ジカルボン酸、トリカルボン酸又はアミノ酸等の有機酸Aのアンモニウム塩を、下記の式(1)を満たす、モノカルボン酸等の酸Bを使用する反応晶析により、フリーの有機酸Aを固体として分離する。有機酸Aを析出、分離した後の晶析母液は、酸B、次いで酸Bのアンモニウム塩を分離した後に反応晶析工程に循環使用される。酸Bのアンモニウム塩は、酸Bとアンモニアに分解され、それぞれ反応晶析工程と微生物変換工程の中和剤として循環使用される。pKa(A)≦pKa(B) ...(1)(但し、pKa(A)及びpKa(B)は、それぞれ有機酸A及び酸Bの電離指数を表し、それらが複数の値を有する場合はそのうちの最も小さいpKaを表わす。)【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有機酸Aのアンモニウム塩から、下記の式(1)を満たす酸Bを使用する反応晶析により、有機酸Aを固体として分離することを特徴とする有機酸Aの製造方法。
pKa(A)≦pKa(B) ...(1)
(但し、pKa(A)及びpKa(B)は、それぞれ有機酸A及び酸Bの電離指数を表し、それらが複数の値を有する場合はそのうちの最も小さいpKaを表わす。)
IPC (10件):
C07C51/43
, C07C51/44
, C07C53/122
, C07C55/02
, C07C55/10
, C07C55/14
, C07C227/42
, C07C229/24
, C12P7/44
, C12P13/14
FI (10件):
C07C51/43
, C07C51/44
, C07C53/122
, C07C55/02
, C07C55/10
, C07C55/14
, C07C227/42
, C07C229/24
, C12P7/44
, C12P13/14 C
Fターム (16件):
4B064AD09
, 4B064AE19
, 4B064CA01
, 4B064CD07
, 4B064CE15
, 4B064DA16
, 4H006AA01
, 4H006AA02
, 4H006AB46
, 4H006AC90
, 4H006AD11
, 4H006AD15
, 4H006AD30
, 4H006BD32
, 4H006BD53
, 4H006BD84
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