特許
J-GLOBAL ID:200903019918213137

簡易型携帯電話システムにおける不正使用者の繰り返し発信によるネットワーク側への発信処理負荷を軽減する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287230
公開番号(公開出願番号):特開平8-140144
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 不正のPHS端末から発せられた通信接続依頼を、PHS提供者の所有する基地局の段階で拒否するシステムを提供する。【構成】 本発明は、不正使用者410から発せられた事項を認証する電話番号を、PHS提供者の所有する無線基地局200のメモリ220内で記憶しておき、再度不正のPHS端末から接続依頼があった場合には、2度目からはこの無線基地局の段階で拒絶する。最初の不正の発信依頼は、NTTのネットワークを介して、自己の所有するデータベース処理装置で検査しなければならない(NTTに料金を支払う)が、同一セル内の2度目以降の同一の不正PHS端末からの接続依頼は、拒否できる。則ち、NTT(登録商標)のネットワークを利用していないので、NTTに利用料金を支払う必要がないという利点がある。
請求項(抜粋):
簡易型携帯電話システム(PHS)において、(A)移動端末(400・・・)からの発信信号を、無線基地局(200・・・)で受信するステップ(32)と、(B)前記移動端末(400・・・)の電話番号は、無線基地局(200・・・)内の不正電話リスト(220・・・)に登録されているか否かを無線基地局(200・・・)で検査するステップ(34)と、(C1)前記(B)ステップで電話番号が不正電話リスト(220・・・)に登録されている場合には、無線基地局で移動端末(400・・・)からの発信信号を切断するステップ(36)と、(C2)前記(B)ステップで電話番号が不正電話リスト(220)に登録されていない場合には、無線基地局(200・・・)から前記発信信号の一部、または、全部を、他の通信業者ののネットワーク(10)を介して、データベース&処理装置(300)に送信するステップと、(D)前記データベース&処理装置(300)において、移動端末の電話番号が、データベース&処理装置内の正規電話リストに登録されているか否かを検査するステップ(42)と、(D1)前記移動端末の電話番号が、前記正規電話リスト内に存在しない場合には、無線基地局(200・・・)で、前記移動端末からの接続を切断(36)し、その電話番号を前記無線基地局内の不正電話リスト(220・・・)に登録するステップ(38)と、(D2)前記移動端末の電話番号が、前記正規電話リスト内に存在する場合には、NTTのネットワーク(10)を介して、前記移動端末を宛先電話に接続するステップ(44)と、からなることを特徴とする簡易型携帯電話システムにおける不正使用者の繰り返し発信によるネットワーク側への発信処理負荷を軽減する方法。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04M 3/38
FI (2件):
H04Q 7/04 D ,  H04B 7/26 109 L
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る