特許
J-GLOBAL ID:200903019918334767
発電機の同期投入方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301454
公開番号(公開出願番号):特開平5-146077
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 発電機出力の同期投入制御方法において、発電機電圧および母線電圧の周波数差の急激な変化に対処可能とする。【構成】 電圧差(Vt-1-Vt)を監視し(S1,2)、この電圧差(Vt-1-Vt)に基づいて所定の演算を行うことにより同期投入制御を行う。まず、電圧差(Vt-1-Vt)を基準値Vmaxsin(ωt/2)と比較することによって、発電機電圧および母線電圧の位相差が許容位相差内であるか否かを判定する(S3)。さらに差ビート電圧が零点に達するまでの時間Tを予測し(S6)、この時間TをCB投入死時間TCBと比較し(S7)、T≦TCBであれば、投入指令を出力する(S8)。外乱の発生等により周波数差が急激に変化した場合、T≦TCBが成立しないため、投入指令が出力されない。
請求項(抜粋):
発電機出力の母線への投入を制御対象とし、発電機電圧および母線電圧の差ビート電圧をとって整流し、整流後の差ビート電圧の零点に同期して遮断器投入を行う方法であって、整流後の差ビート電圧の位相が前記零点から許容位相差以内になることを確認し、この後、遮断器死時間を考慮して指令出力タイミングを検出し、この指令出力タイミングで遮断器投入指令を出力する方法において、前記指令出力タイミングを検出するにあたって、整流後の差ビート電圧の単位時間当たりの変化量を監視し、この変化量から整流後の差ビート電圧の零点までの時間を予測し、この時間が遮断器投入死時間内である場合、現時点を指令出力タイミングと判定することを特徴とする発電機の同期投入方法。
引用特許:
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