特許
J-GLOBAL ID:200903019928945225

磁束バランス型超電導限流器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院電子技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268386
公開番号(公開出願番号):特開平11-113168
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 故障電流通過時にインピーダンスを無限大にして実質的に遮断を行い、かつ自動復帰を可能にすることである。【解決手段】 共通磁路2cと少なくとも2個の独立磁路2a,2bとを有するヨークの前記共通磁路中にギャップ部3を形成し、このギャップ部3中に前記共通磁路2cの断面を覆う超電導板5を装着し、さらに前記2個の独立磁路2a,2bにそれぞれコイル4a,4bを巻回し、これらのコイル4a,4bに対し前記超電導板5を直列に接続して、異常時には超電導板5を常電導状態としてコイル4a,4bのインダクタンスを増大させる構成を特徴としている。
請求項(抜粋):
複数の電力系統間を正常時には接続し、異常時には異常を発生した電力系統を切り離す限流器であって、共通磁路と少なくとも2個の独立磁路とを有するヨークの前記共通磁路中にギャップ部を形成し、このギャップ部中に前記共通磁路の断面を覆う超電導板を装着し、さらに前記2個の独立磁路にそれぞれコイルを巻回し、これらのコイルに対し前記超電導板を直列に接続して、その一端と他端をそれぞれ異なる電力系統に接続可能に構成してなり、異常発生時には前記超電導板の常電導体への転移により前記コイルのインピーダンスを増大せしめて前記異なる電力系統間を切り離し、平常時には前記超電導板により磁束を遮蔽して前記コイルのインピーダンスを低減して前記異なる電力系統間を接続することを特徴とする磁束バランス型超電導限流器。
IPC (5件):
H02H 9/02 ZAA ,  H02H 9/02 ,  H01F 36/00 ZAA ,  H01L 39/16 ZAA ,  H02J 3/04
FI (5件):
H02H 9/02 ZAA F ,  H02H 9/02 ZAA A ,  H01F 36/00 ZAA ,  H01L 39/16 ZAA ,  H02J 3/04 A

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