特許
J-GLOBAL ID:200903019935917296

成形加工用Al合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280664
公開番号(公開出願番号):特開平8-134610
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【構成】 Mn0.5〜2.0wt%、Mg0.5〜3.0wt%、Cu0.01〜1.2wt%、Si0.1〜2.0wt%、Fe0.1〜1.5wt%を含み残部Alおよび不可避的不純物からなるAl合金鋳塊に、常法の均質化熱処理後、終了温度500°Cが以上の熱間粗圧延加工を順次施して熱間粗圧延板を製造した後、当該熱間粗圧延板が500°C以上である状態から当該熱間粗圧延板を100°C/秒以上の冷却速度で400°C以下まで強制冷却してから、終了温度が280〜320°Cの熱間仕上圧延加工を施して、続いて焼鈍処理、加工率75%以下の冷間圧延加工、中間焼鈍処理、加工率60%以上の最終の冷間圧延加工を順次施して、圧延方向と直角方向の断面の析出相の平均粒径が20μm以下であり、かつ析出相の面積占有率が10%以下とする成形加工用Al合金板の製造方法。【効果】 十分な強度を有し、45°方向の耳率が小さい成形加工用Al合金板となる。
請求項(抜粋):
Mn0.5〜2.0wt%、Mg0.5〜3.0wt%、Cu0.01〜1.2wt%、Si0.1〜2.0wt%、Fe0.1〜1.5wt%を含み残部Alおよび不可避的不純物からなるAl合金鋳塊に、常法の均質化熱処理後、終了温度500°Cが以上の熱間粗圧延加工を順次施して熱間粗圧延板を製造した後、当該熱間粗圧延板が500°C以上である状態から当該熱間粗圧延板を100°C/秒以上の冷却速度で400°C以下まで強制冷却してから、終了温度が280〜320°Cの熱間仕上圧延加工を施して、続いて焼鈍処理、加工率75%以下の冷間圧延加工、中間焼鈍処理、加工率60%以上の最終の冷間圧延加工を順次施して、圧延方向と直角方向の断面の析出相の平均粒径が20μm以下であり、かつ析出相の面積占有率が10%以下とすることを特徴とする成形加工用Al合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/06

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