特許
J-GLOBAL ID:200903019944474984
バルブ付き船首部構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-246977
公開番号(公開出願番号):特開平9-066885
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 造波抵抗減少用の船首バルブをそなえた船首部構造において、満載喫水状態およびバラスト喫水状態のいずれの場合も造波抵抗を十分に減少させるようにした。【解決手段】 船底ベースラインBLとバラスト喫水線BWLとの間に船首バルブ2をそなえるとともに、バラスト喫水線BWLと満載喫水線LWLとの間に補助バルブ4を設けて、満載喫水状態およびバラスト喫水状態のいずれの場合も航走時の造波抵抗を減少させるようにし、特にバラスト喫水状態では補助バルブ4の下側面部4dで水の流れの盛り上がりを抑制できるようにして、推進性能を一層向上させるようにした。
請求項(抜粋):
造波抵抗減少用バルブをそなえた船首部構造において、同バルブが、ほぼ船底ベースラインとバラスト喫水線との間で船首垂線よりも前方へ突出するように形成された船首バルブと、満載喫水線とバラスト喫水線との間で船首垂線よりも前方へ突出するように形成された補助バルブとをそなえるように構成され、上記補助バルブが、丸味を帯びた前端部と、同前端部から両船側にそれぞれ沿いながら後方へ延在する側方膨出部とを有するように形成されて、同側方膨出部の上側面部が後方へ後下がりに延在するように形成されるとともに、同側方膨出部の下側面部が、バラスト喫水状態で水の流れの盛り上がりを抑制して後方へ導くように、船底ベースラインとほぼ平行に後方へ延在しながら側方へ急激に張り出すように形成されたことを特徴とする、バルブ付き船首部構造。
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