特許
J-GLOBAL ID:200903019953039280

測温装置における測温素子の組付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中野 収二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-084412
公開番号(公開出願番号):特開平10-260085
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【目的】 測温装置において端子箱のソケットに測温素子を強固かつ気密シール状態で組付けるための構造を提供する。【構成】 絶縁管に熱電対を内挿して成る測温素子の尾端部を端子箱に組付けた構成の測温装置において、端子箱に固着されるソケットと、該ソケットに進退自在に螺着される締付部材と、圧縮変形可能な耐熱材により一体成形されると共にソケットの被保持部と締付部材の間に挟着される連結部材とを備え、前記連結部材の保持部に設けた保持穴に絶縁管を嵌入すると共に、該連結部材のシール部に設けた一対の挿通孔に熱電対素線を挿通せしめた状態で、前記締付部材を締着することにより、保持部を圧縮し保持穴を絶縁管に密着させると共に、シール部を圧縮し挿通孔を熱電対素線に密着させる構成である。
請求項(抜粋):
絶縁管に熱電対を内挿して成る測温素子の尾端部を端子箱に組付けた構成の測温装置において、端子箱に固着されるソケットと、測温素子の絶縁管の尾端を保持し且つ絶縁管から挿出された熱電対素線を挿通せしめた状態で前記ソケットの被保持部に内嵌される連結部材と、連結部材から挿出された熱電対素線を挿通せしめると共に前記ソケットに進退自在に螺着される締付部材とを備え、前記連結部材は、絶縁管の尾端部を嵌入せしめる保持穴を形成した保持部と、前記熱電対素線を挿通せしめる一対の挿通孔を形成したシール部とを、圧縮変形可能な耐熱材により一体成形されて成り、前記連結部材をソケットの被保持部に内嵌し且つ該ソケットに螺入した締付部材を連結部材に圧着せしめた状態で、前記ソケットの被保持部と連結部材の保持部との相互間に、前記保持穴を収縮して絶縁管の外周面に密着せしめる保持作用手段を構成すると共に、前記締付部材と連結部材のシール部との相互間に、前記挿通孔を収縮して熱電対素線の外周面に密着せしめるシール作用手段を構成して成ることを特徴とする測温装置における測温素子の組付構造。
FI (2件):
G01K 7/02 C ,  G01K 7/02 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 溶融金属の測温装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-312569   出願人:富士電機株式会社, 川惣電機工業株式会社

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