特許

J-GLOBAL ID：200903019953572190

人工膝関節

発明者： 佐々木 佳男 ,  須田 豊太 ,  川谷 洋司 ,  井上 武士 ,  土居 憲司 ,  伊藤 喜昌 ,  川井 隆夫
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 植木 久一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-306985
公開番号（公開出願番号）：特開平5-115498
出願日： 1991年10月24日
公開日（公表日）： 1993年05月14日
要約：

【要約】【目的】 本発明は人工膝関節に関し、過剰な伸展を防止し、且つ大腿骨側部材と脛骨側部材との抜け出しを防ぐという条件を満たし、さらに両部材は余裕をもって係合されて外力や応力によって破損や緩みを生じず、長期にわたっての使用を可能とする人工膝関節を提供する。【構成】 大腿骨側部材10と脛骨側部材20からなり、脛骨側部材の支承面21の左右両側には1対の突部22a,22bが形成され、他方大腿骨側部材の下方左右には上記突部に嵌合する溝部13cが形成されると共に、その溝部後方には突部の後部分に接触して滑動する湾曲面13b1 が形成されてなる人工膝関節である。

請求項（抜粋）：

大腿骨側部材と脛骨側部材とからなる人工膝関節であって、前記脛骨側部材上面には少なくとも前後方向に湾曲した凹形の支承面が形成され、該支承面の左右端両側であって前方乃至中央部には1対の突部が突設され、また上記大腿骨側部材には前記突部に嵌合して該大腿骨側部材の前方揺動を規制する溝部が左右両側に形成されると共に、上記大腿骨側部材の下方左右には前記突部の後部分に接触して滑動する湾曲面が前後方向に形成されてなることを特徴とする人工膝関節。