特許
J-GLOBAL ID:200903019955426035

割岩装置および該装置を用いた心抜き工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 振角 正一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-078156
公開番号(公開出願番号):特開2002-276278
出願日: 2001年03月19日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 岩盤表面から所定の削孔形成方向に削孔が形成された岩盤に対し、その削孔の内壁面から岩盤表面に向けて亀裂を与えて岩盤を割岩することができる小型の割岩装置、および該装置を用いた心抜き工程を提供する。【解決手段】 各可動片51の当接部位512を引抜方向(-X)と鋭角をなす方向で、かつ岩盤表面RSに向けて移動させることによって削孔1の内壁面11に圧力を与え、亀裂CRを岩盤Rに形成している。また、亀裂形成のために可動片51を移動させるのにあたって、各可動片51の移動を第2楔部材6と第1楔部材3とで制御しているため、削孔1の内壁面11近傍にて可動片51の移動経路を制御するための特別の構成を必要とせず、装置の小型化が可能とする。
請求項(抜粋):
岩盤表面から所定の削孔形成方向に削孔が形成された岩盤に対し、その削孔の内壁面から前記岩盤表面に向けて亀裂を与えて前記岩盤を割岩する割岩装置であって、前記削孔に挿入可能な鋼棒と、前記鋼棒の先端側から後端側に向かうにしたがって外径が減少する第1傾斜面を有し、その第1傾斜面を前記削孔の開口に向けた状態で前記鋼棒の先端部に取り付けられた第1楔部材と、前記鋼棒の先端側から後端側に向かうにしたがって外径が増大する第2傾斜面を有し、その第2傾斜面を前記第1楔部材に向けた状態で前記鋼棒に沿って移動自在となっている第2楔部材と、前記削孔内で前記第1楔部材と前記第2楔部材との間に配置され、その一方端面が前記第1傾斜面上をその傾斜方向に沿って摺動可能となっている一方、その他方端部の一部が当接部位として前記削孔の内壁面と当接するとともに、その他方端部の他の部位が前記第2傾斜面と係合可能となっている可動片を少なくとも1つ以上有する可動手段と、前記鋼棒を前記削孔形成方向に沿って駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段により前記鋼棒を前記削孔から引抜く方向に移動させることにより前記第1楔部材が前記引抜方向に移動するのに伴って前記可動片が前記第1傾斜面に沿って摺動し、前記当接部位が前記引抜方向と鋭角をなす方向で、かつ前記岩盤表面に向けて移動して前記削孔の内壁面に圧力を与え、前記亀裂を前記岩盤に形成することを特徴とする割岩装置。
Fターム (3件):
2D065EA02 ,  2D065EA03 ,  2D065GA01

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