特許
J-GLOBAL ID:200903019955766804

製鋼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069166
公開番号(公開出願番号):特開平5-086412
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 脱燐処理時に高[Cr]濃度の溶銑を安定して得られる手法を確立し、Cr願の高い良品質の鋼を安価に溶製できる製鋼方法を提供する。【構成】 上下両吹き機能を有する2基の転炉のうちの一方を脱燐炉1、他方を脱炭炉2として、前記脱燐炉1内へ注入した溶銑3に“クロム酸化物を含む化合物又は混合物(クロム鉱石等)”を主成分とするか、或いはこれと共に“前記脱炭炉2で発生した転炉滓4”をも主成分とする精錬剤を添加し、撹拌ガス吹込みノズル5による底吹きガス撹拌とランス6からの酸素ガスの上吹きを行いつつ溶銑温度を1400°C以下に保ちながら精錬を行って溶銑[Cr]の上昇を図り、次いで得られた脱燐溶銑を脱炭炉2で“通常造滓剤”を主成分とする精錬剤を添加して精錬する。
請求項(抜粋):
上下両吹き機能を有する2基の転炉のうちの一方を脱燐炉、他方を脱炭炉として、前記脱燐炉へ注入した溶銑に“クロム酸化物を含有する化合物又は混合物”を主成分とする精錬剤を添加し、底吹きガス撹拌と酸素ガスの上吹きを行いつつ溶銑温度を1400°C以下に保ちながら精錬を行い、次いで得られた脱燐溶銑を脱炭炉にて“通常造滓剤”を主成分とする精錬剤を添加して精錬することを特徴とする、溶鉄中クロム濃度を上昇させる製鋼方法。
IPC (2件):
C21C 5/35 ,  C21C 5/28
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-215917
  • 特開平2-197513
  • 特開昭58-100608

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