特許
J-GLOBAL ID:200903019961718420

低粘性インキ筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301803
公開番号(公開出願番号):特開平6-127186
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 インキ貯留部内の圧力変化により流出する多量のインキを予備インキ保留部及びインキ保留部の二箇所の大容積のインキ保留部に確実に保留することが出来、更に筆記端を下向きに放置した場合でも、筆記端からのインキの流出を防止する。【構成】 予備インキ保留部9に軸線方向に狭幅深底な第一空気交換スリット13を設け、かつ反対面の第一平行環11と外軸1との間に大断面をもつ第一空気導入溝15を設け、かつ中間リング10後端より第二平行環12の任意の部分まで、第一空気交換スリット13の反対面に狭幅深底な第二空気交換スリット14を設け、第二空気交換スリット14の反対面の第二平行環12と外軸1との間に大断面を持つ第二空気導入溝16を設けてなるもの。
請求項(抜粋):
後部にインキ貯留部を設けた外筒と、外筒前部に圧入され先端部に筆記部をもち、中心部軸線方向に繊維状又は充実体より成るインキ誘導芯を装着したインキ流出制御筒で構成される低粘性インキ筆記具において、インキ流出制御筒外面後端に外筒内径と同寸法の尾端リングを軸線方向に垂直に設け、その前方に尾端リングより僅かに小径な狭幅深底の第一平行環を複数付設し、更にその前方に尾端リングと同寸法の中間リングを設けるとともに、尾端リング後端より中間リング後端まで軸線方向に狭幅深底な第一空気交換スリットを設け、且つ反対面の第一平行環と外軸との間に大断面を持つ第一空気導入溝を設けて成る予備インキ保留部と、中間リング前方に中間リングより僅かに小径な第二平行環を設けてなり、且つ中間リング後端より第二平行環の任意の部分まで第一空気交換スリットの反対面に狭幅深底な第二空気交換スリットを設け、且つ第二空気交換スリットの任意の部分はその全長より短い範囲で中心部インキ誘導芯に連通するとともに、第二空気交換スリットの反対面の段に第二平行環と外軸との間に大断面を持つ第二空気導入溝を設けて成るインキ保留部を構成することを特長とする低粘性インキ筆記具。

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