特許
J-GLOBAL ID:200903019965576612

電磁流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248814
公開番号(公開出願番号):特開平11-083578
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 応答性を低下させることなく、スパイク状あるいはステップ状のノイズを低減する。【解決手段】 A-D変換部からのサンプリング出力信号4から、逐次、自己相関係数を算出する相関係数算出部53を設けて、ここで算出される自己相関係数に基づき、自己相関が取れている場合には比較的小さいダンピング時定数を選択し、自己相関が取れていない場合には比較的大きなダンピング時定数を選択し、時定数制御部54からLPF54に選択出力する。
請求項(抜粋):
所定矩形波の励磁信号に応じて管内の流体に磁界を印加し、電極から得られた流体の信号起電力を含む交流流量信号をサンプリングし信号処理することにより計測流量を得る電磁流量計において、流量に応じた振幅を有する正負各パルスからなる交流流量信号をA-D変換し正負のディジタルデータ列のサンプリング出力信号として出力するA-D変換部と、サンプリング出力信号の負側データを正側に変換することにより流量に応じた値を示す復調出力信号を生成する復調部と、所定のダンピング時定数に基づき復調部からの復調出力信号に含まれる高周波成分を減衰させ所望の計測流量を示す流量出力信号を出力するローパスフィルタと、サンプリング出力信号のうちの複数の正負データから自己相関を算出する自己相関算出部と、自己相関算出部での算出の結果、サンプリング出力信号の自己相関が取れている場合には所定の第1のダンピング時定数を選択してローパスフィルタに設定し、サンプリング出力信号の自己相関が取れていない場合には第1のダンピング時定数より大きな第2のダンピング時定数を選択してローパスフィルタに設定する時定数制御部とを備えることを特徴とする電磁流量計。

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