特許
J-GLOBAL ID:200903019965654842
多孔質焼結体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145127
公開番号(公開出願番号):特開平8-012465
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 軽量で曲げ強度が強く施工コストが大幅に合理化できる多孔質焼結体の製造方法を提供する。【構成】 鎖状粘土鉱物であるセピオライトの粉末1重量部に起泡剤が2重量%含まれた水溶液4重量部を加え撹拌して多孔質の泥奨を調製し、ポルトランドセメント2重量部、ガラスカレット3重量部、フライアッシュ2重量部、木節粘土2重量部を上記泥奨中に加えて撹拌し、混合混練りして軟泥状の組成物とし、かつこの組成物を所定形状に成形し養生かつ乾燥した後、組成物成形体を1100°Cで焼成して多孔質焼結体を製造する。この方法によれば起泡剤により発生した気泡がセピオライトに吸着保持され、かつセピオライト自身は膨潤性を有するが乾燥による容量収縮が起こらず気泡をもったまま固化する特性を有しているため、焼結体の組織中に微細球状の気孔を均一に分散させることができる。
請求項(抜粋):
鎖状粘土鉱物であるセピオライト[(OH2)4 (OH)4 Mg8Si12O30 H2O]の粉末1重量部に、起泡剤が1重量%以上含まれた水溶液3重量部〜7重量部を加え撹拌して多孔質の泥奨を調製し、次いでポルトランドセメント、高炉セメント、アルミナセメントから選ばれた1種以上のセメント2重量部〜3重量部と、ガラスカレット、珪砂、高炉スラグ、磁器セルベン、珪石灰、フライアッシュ、珪藻土、木節粘土から選ばれた100メッシュ以下で1種以上の乾燥粉末5重量部〜7重量部を上記多孔質の泥奨中に加えて撹拌し、混合、混練りして軟泥状の組成物とし、かつ、この組成物を所定形状に成形し養生かつ乾燥した後、上記組成物成形体を1000°C以上の温度で焼成することを特徴とする多孔質焼結体の製造方法。
引用特許:
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