特許
J-GLOBAL ID:200903019965793567

多板式クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 江原 望 ,  中村 訓 ,  小田 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-283509
公開番号(公開出願番号):特開2004-116723
出願日: 2002年09月27日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】自動二輪車用動力装置の多板式クラッチにおいて、クラッチインナに作用する衝撃力を効果的に吸収すること。【解決手段】多板式クラッチ9において、クラッチインナ12は、センターボス13とクラッチセンタ14と弾性緩衝材15とから成り、センターボス13は、従動軸2にスプライン結合される管状部13aと、該管状部13aの一端に厚肉円板状に形成され放射状の切込み13cを有する凸部13bと、管状部13aの中央部に形成され切込み13cの中間で軸線を通る平面に沿い放射状に延びる板状の突起13dとを備え、中心部14aがセンターボス13の管状部13aの他端部に軸線まわりの相対的揺動が若干可能に嵌合されるとともに、センターボス13の切込み13c内へ延びるストッパ部14dを備え、弾性緩衝材15がセンターボス13の板状の突起13dとクラッチセンタ14のストッパ部14dとの間に配置されたことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力軸と歯車により連結されて回転するとともに、筒状部内面に複数の摩擦板が軸線方向に摺動可能に取付けられたクラッチアウタと、 従動軸にスプライン結合されるとともに、筒状部外面に複数のクラッチ板が上記摩擦板と交互に重ね合わされて軸線方向に摺動可能に取付けられたクラッチインナと、 上記摩擦板と上記クラッチ板とを相互に密着押圧する手段とを備えた多板式クラッチにおいて、 上記クラッチインナは、センターボスとクラッチセンタと弾性緩衝材とから成り、 上記センターボスは、上記従動軸にスプライン結合される管状部と、該管状部の一端に厚肉円板状に形成され放射状の切込みを有する凸部と、上記管状部の中央部に形成され上記切込みの中間で軸線を通る平面に沿い放射状に延びる板状の突起とを備え、 上記クラッチセンタは、外周部に上記クラッチ板が取付けられた筒状部を有し、中心部が上記センターボスの上記管状部の他端部に軸線まわりの相対的揺動が若干可能に嵌合されるとともに、上記センターボスの上記切込み内へ延びるストッパ部を備え、 上記弾性緩衝材が上記センターボスの上記板状の突起と上記クラッチセンタの上記ストッパ部との間に配置されたことを特徴とする多板式クラッチ。
IPC (3件):
F16D13/60 ,  F16D13/52 ,  F16F15/136
FI (4件):
F16D13/60 Z ,  F16D13/52 C ,  F16D13/52 Z ,  F16F15/136 A
Fターム (19件):
3J056AA33 ,  3J056AA38 ,  3J056AA43 ,  3J056AA49 ,  3J056AA60 ,  3J056AA62 ,  3J056BC01 ,  3J056BE01 ,  3J056BE27 ,  3J056CB14 ,  3J056CB22 ,  3J056CX03 ,  3J056CX26 ,  3J056CX36 ,  3J056CX53 ,  3J056CX72 ,  3J056CX86 ,  3J056GA02 ,  3J056GA13
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平2-000570

前のページに戻る