特許
J-GLOBAL ID:200903019966546300

熱交換器用コルゲート型フィン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062545
公開番号(公開出願番号):特開平11-257887
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 良好な熱交換性能を発揮でき、しかも加工時に歪みにくい形状を実現する。【解決手段】 風上側平坦部8aと、風上側ルーバ12、12と、中間平坦部11と、風下側ルーバ13、13と、風下側平坦部9aとを、鎖線βで示す基準面に関して、交互に偏らせて配置する。加工時に於ける上記各部8a、12、11、13、9aの加工量をほぼ同じにして、加工後の歪みを抑える事ができる。
請求項(抜粋):
帯状の金属薄板を波形に折り曲げて、湾曲方向が交互に異なる湾曲部と、隣り合う湾曲部同士を連続させる連続部とを交互に設けて成り、隣り合う連続部同士の間に、これら各連続部の長さ方向に亙り空気を流通させる状態で使用する熱交換器用コルゲート型フィンに於いて、上記各連続部の長さ方向中間部に上記空気の流通方向に対して平行な、少なくとも1個の中間平坦部を、これら各連続部の風上側端部に上記空気の流通方向に対して平行な風上側平坦部を、これら各連続部の風下側端部に上記空気の流通方向に対して平行な風下側平坦部を、それぞれ形成し、上記各平坦部同士の間に、上記空気の流通方向に対して5〜16度傾斜した複数のルーバをそれぞれ形成し、上記風上側平坦部と上記各ルーバと上記中間平坦部と上記風下側平坦部とを、上記空気の流通方向に関して隣り合う部分毎に、これら各部分を形成する以前の状態で上記金属薄板の一部で各連続部を構成する部分が存在していた基準面に対して交互に逆方向にそれぞれ偏らせて設けると共に、上記中間平坦部を挾んで風上側と風下側とで、上記各ルーバの傾斜方向を互いに逆向きとした事を特徴とする熱交換器用コルゲート型フィン。

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