特許
J-GLOBAL ID:200903019972500710

系統連系用インバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-109883
公開番号(公開出願番号):特開平7-322505
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】インバータが交流系統と連系して交流系統と電力の授受を行っている際に交流系統との連系が途絶えた場合にも、インバータ単独で負荷に安定した電力を供給し続けることのできる系統連系用インバータの制御装置を得る。【構成】インバータが連系運転から単独運転へ移動した時点で、インバータの出力電圧周波数の交流系統電圧定格周波数からの偏差とインバータ出力電圧振幅の交流系統電圧定格振幅からの偏差にもとづき、インバータに指示された電流基準を補正するように、従来の回路に新たに周波数検出器107 、電圧振幅検出器108、電圧振幅基準発生器121 、周波数基準発生器122 、電流基準補正信号演算回路130 、加算回路110 を設けたもの。
請求項(抜粋):
負荷に交流電力を供給する交流系統と連系して、直流電力を交流電力に電力変換したり、この電力変換された交流電力から有効電力あるいは無効電力を授受する系統連系用インバータと、有効電流基準信号及び無効電流基準信号を発生する有効無効電流基準発生手段と、前記インバータの出力電流の有効電流成分および無効電流成分を各々有効電流信号および無効電流信号として出力する有効無効電流検出手段と、前記負荷に印加される交流電圧の位相を検出し位相信号として出力する位相検出手段と、前記有効電流信号を前記有効電流基準信号に等しくするよう制御すると共に前記無効電流信号を前記無効電流基準に等しくするよう制御して前記インバータの出力電圧基準信号を出力する電流制御手段と、前記インバータの出力電圧基準信号と前記位相信号により前記インバータの出力電圧を制御するゲート制御手段を有する系統連系用インバータにおいて、前記負荷に印加される交流電圧の周波数を検出し周波数信号として出力する周波数検出手段と、前記負荷に印加される交流電圧の振幅を検出し電圧振幅信号として出力する電圧振幅検出手段と、周波数基準信号を出力する周波数基準発生手段と、電圧振幅基準信号を出力する電圧振幅基準発生手段と、前記周波数基準信号と前記周波数信号の偏差である周波数偏差信号および前記電圧振幅基準信号と前記電圧振幅信号の偏差である電圧振幅偏差信号とを算出し、前記周波数偏差信号と、前記電圧振幅偏差信号と、前記系統連系インバータと前記交流系統との連系が途絶えた場合に前記系統連系インバータが電力を供給する負荷のインピーダンスに基づいて周波数補正信号と電圧振幅補正信号を出力する電流基準補正信号演算手段と、前記周波数補正信号と前記無効電流基準信号に基づき得られる無効電流補正基準信号を前記電流手段に与えると共に、前記電圧振幅補正信号と前記有効電流基準信号とに基づき得られる有効電流補正基準信号を前記電流手段に与える電流基準演算手段と、を具備した系統連系用インバータの制御装置。
IPC (2件):
H02J 3/38 ,  H02M 7/48

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