特許
J-GLOBAL ID:200903019979429612

板紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊永 博隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-349971
公開番号(公開出願番号):特開2007-154349
出願日: 2005年12月02日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】 板紙の製造に際して、少ない硫酸バンドの使用量でも、抄紙系の汚れを抑制し、灰分歩留まり、濾水性及びサイズ性を向上する。【解決手段】 炭酸カルシウムを5重量%以上含有するパルプスラリーに製紙用薬品を添加し、pH5〜8の条件で湿式抄造する板紙の製造方法において、上記製紙用薬品が、(a)カチオン性凝結剤、(b)紙力増強剤、(c)硫酸バンド、(d)サイズ剤、(e)カチオン性歩留り剤及び(f)アニオン性歩留り剤であり、且つ、上記硫酸バンド(c)の添加量が絶乾パルプ重量に対して0.5〜4重量%であり、上記サイズ剤(d)を添加する直前に硫酸バンド(c)を添加するか、或は、硫酸バンド(c)及びサイズ剤(d)を同時に添加する板紙の製造方法である。上記薬品の組み合わせ(特に成分(a)と(e)と(f))と、硫酸バンドの添加位置の最適化とにより、硫酸バンドの少ない場合の上記弊害を解消できる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭酸カルシウムを5重量%以上含有するパルプスラリーに製紙用薬品を添加し、pH5〜8の条件で湿式抄造する板紙の製造方法において、 上記製紙用薬品が、(a)カチオン性凝結剤、(b)紙力増強剤、(c)硫酸バンド、(d)サイズ剤、(e)カチオン性歩留り剤及び(f)アニオン性歩留り剤であり、且つ、 上記硫酸バンド(c)の添加量が絶乾パルプ重量に対して0.5〜4重量%であるとともに、 製紙用薬品の添加手順として、上記サイズ剤(d)を添加する直前に硫酸バンド(c)を添加するか、或は、硫酸バンド(c)及びサイズ剤(d)を同時に添加することを特徴とする板紙の製造方法。
IPC (3件):
D21H 23/14 ,  D21H 21/02 ,  D21H 21/10
FI (3件):
D21H23/14 ,  D21H21/02 ,  D21H21/10
Fターム (25件):
4L055AA11 ,  4L055AG08 ,  4L055AG11 ,  4L055AG12 ,  4L055AG27 ,  4L055AG39 ,  4L055AG50 ,  4L055AG57 ,  4L055AG72 ,  4L055AG73 ,  4L055AG77 ,  4L055AG89 ,  4L055AH01 ,  4L055AH09 ,  4L055AH11 ,  4L055AH18 ,  4L055AH22 ,  4L055AH50 ,  4L055BD13 ,  4L055EA32 ,  4L055FA10 ,  4L055FA17 ,  4L055FA20 ,  4L055GA05 ,  4L055GA06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 板紙の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-356568   出願人:王子製紙株式会社, 星光PMC株式会社
  • 紙及び製紙方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-313692   出願人:日本ピー・エム・シー株式会社
  • 紙又は板紙の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-139764   出願人:アクゾノーベルエヌ.ブイ.
審査官引用 (10件)
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引用文献:
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