特許
J-GLOBAL ID:200903019991308359
非球面の偏心に対する感度が低減されたコンパクトなズームレンズ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311296
公開番号(公開出願番号):特開平8-220435
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【課題】 非球面部を備えたレンズシステムにおいて、収差補正機能あるいはレンズシステムの機能を低下させることなく、非球面の偏心に対する感度を低減させること。【解決手段】 レンズコンポーネント(C1,C2,C3,C4)からなる2つの光学的ユニット(U1,U2)を有して構成されるズームレンズにおいて、ズームレンズの非球面の偏心に対する感度を低減させるように、Ti ≦0.4mmとなるように、曲率半径および非球面偏差Δが設定された非球面Si をレンズ要素が有し、ここで、Tiは、非球面Siを0.01mm偏心させることで生じた像面傾斜をフィールドの3/4位置で測定することで得られた総像面傾斜を示す。
請求項(抜粋):
レンズコンポーネント(C1,C2,C3,C4)からなる2つの光学的ユニット(U1,U2)を有して構成され、これら2つの光学的ユニットは、物体側から、正のパワーを有する第1の光学的ユニット(U1)と、負のパワーを有する第2の光学的ユニット(U2)とからなり、前記第1の光学的ユニットと前記第2の光学的ユニットとの間の距離Aを変えることで、広角位置と狭角位置との間のズーミングが実現され、前記第1の光学的ユニット(U1)が、2つのレンズコンポーネント(C1,C2)と開口絞りASとを有して構成され、前記第1のレンズコンポーネント(C1)が、前記第1の光学的ユニット(U1)の物体側に配置されるとともに、少なくとも1つの非球面の屈折面を有し、前記第2の正のパワーを有するレンズコンポーネント(C2 )が、前記第1の光学的ユニット(U1)の像側に配置され、前記第2の光学的ユニット(U2)が、前側の正のレンズコンポーネント(C3)と、第2の負のレンズコンポーネント(C4)とから構成されるズームレンズにおいて、該ズームレンズの非球面の偏心に対する感度を低減させるように、Ti≦0.4mmとなるように、曲率半径および非球面偏差Δが設定された非球面Siをレンズ要素が有し、ここで、Tiは、非球面Siを0.01mm偏心させることで生じた像面傾斜をフィールドの3/4位置で測定することで得られた総像面傾斜を示すことを特徴とするズームレンズ。
IPC (2件):
FI (2件):
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