特許

J-GLOBAL ID：200903019992812115

振動式角速度センサのオフセット測定装置

発明者： 金子 洋之
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-237354
公開番号（公開出願番号）：特開平9-079859
出願日： 1995年09月14日
公開日（公表日）： 1997年03月28日
要約：

【要約】【課題】角速度センサの実装後でも、簡単にオフセット測定が行え、角速度センサの経時変化や温度変化による誤差を低減して角速度センサの角速度検出精度を向上させる。【解決手段】低周波数f1 のオフセット測定用信号を印加し、その時の出力S1 (S1 =Af1 +C、但しA:定数)を測定する(S21,22)。角速度検出用の高周波数f2 の信号を印加し、その時の出力S2 (S2 =Amf1 +C、但し、f2 =mf1 )を測定する(S23,24)。測定した両出力S1 、S2 に基づいてオフセット値C(C=(mS1 -S2 )/(m-1))を演算する。

請求項（抜粋）：

変位可能に支持した質量部を振動させ、角速度が入力した時に振動状態にある質量部に発生するコリオリ力を検出し、この検出値に基づいて入力角速度を検出する振動式角速度センサのオフセット値を測定するオフセット測定装置であって、所定周波数の少なくとも1つのオフセット測定用信号を発生して前記質量部を振動させる励振手段と、該励振手段のオフセット測定用信号で質量部を駆動した時の出力値に基づいてオフセット値を演算するオフセット演算手段とを備えて構成したことを特徴とする振動式角速度センサのオフセット測定装置。

IPC (3件)：

G01C 19/56 ,  G01P 9/04 ,  G01P 21/00

FI (3件)：

G01C 19/56 ,  G01P 9/04 ,  G01P 21/00