特許
J-GLOBAL ID:200903019993113121

セラミックス焼結体を用いた有孔表層

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252761
公開番号(公開出願番号):特開平9-095904
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】舗装表面に滞水することなく、水の気化熱を利用し、継続的に舗装体の温度上昇を抑制できる舗装体構造において、有孔表層に多量の空隙を有し保水能力の高い材料であって、走行車両の通行にも耐えうる材料であるセラミック材を用いる、セラミックス焼結体を用いた有孔表層の提供を課題とするものである。【解決手段】水分若しくは空気のいずれか一方のまたは、両方の流通能力を備える有孔表層と、この有孔表層の下層にあって水分の貯留能力とともに晴天時には貯留した水分を水蒸気として有孔表層に供給する機能を備える水分貯留層とから成る路面温度の上昇抑制機能を有する舗装体において、前記有孔表層は、容積空隙率25〜45%で透水性を有するとともに、保水性を有する多孔質の構造により路面温度の上昇抑制機能を備えるセラミックス焼結体をから成る構成とすることである。
請求項(抜粋):
水分若しくは空気のいずれか一方のまたは、両方の流通能力を備える有孔表層と、この有孔表層の下部にあって水分の貯留能力と晴天時には貯留した水分を水蒸気として有孔表層に供給する機能を備えるとともに、砕石路盤材若しくは透水性アスファルト混合物等であって、その空隙率を15〜30(容積%)とする水分貯留層とを有する路面温度の上昇抑制機能を備える舗装体において、前記有孔表層は、透水性を有するとともに、保水性を有する多孔質の構造により路面温度の上昇抑制機能を備えるセラミックスから成ることを特徴とする、セラミックス焼結体を用いた有孔表層。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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