特許
J-GLOBAL ID:200903019997631755

指向性音を作る方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-511022
公開番号(公開出願番号):特表平8-502867
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】モデル耳についての3次元空間内の位置での聴覚データと、マイクロホンを用いて同じ受聴位置で収集した聴覚データとの比較により、自由音場対鼓膜伝達関数(FETF)が展開される。各FETFは、測定されたFETF分散行列の拡大から得られる周波数依存関数の加重合計として表される。この加重された周波数依存ファクタを方位角及び高度についての空間変数の関数に変形するのに、空間変形特性関数(STCF)を適用する。一般化されたスプラインモデルを各STCFに適用してノイズを濾過除去し且つ測定点間のSTCFを補間できるようにする。加重された周波数依存ファクタと平滑化され且つ補間されたSTCFとを合成することにより、選択された方向の音が再生される。
請求項(抜粋):
受聴者の耳に対しあたかも空間内の選択された方向から発生しているかのように作られた音の再生方法において、 再生すべき音を表す記録された可聴音信号を記憶する工程と、 記録された可聴音信号を少なくとも1つの濾過成分に変換する工程と、 濾過成分を空間内の選択された方向の関数として調節する工程とを有し、前記関数から音の方向が再生時に模擬化され、 調節された濾過成分に応答して合成可聴音信号を発生する工程と、 可聴音信号を、受聴者の耳に対し空間内の選択された方向から発生していると受聴者が認識する音に変換する工程とを更に有することを特徴とする音の再生方法。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  H04R 5/027 ,  H04R 5/033 ,  H04S 7/00

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