特許
J-GLOBAL ID:200903020006244021

モールド金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-180991
公開番号(公開出願番号):特開平7-032425
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 型開閉方向に対し斜め方向に立つアンダカット部を有したモールド製品を製造するモールド金型に関し、低コスト化を図るとともに、モールド製品の寸法精度向上と傾斜スライド機構部品の疲労破壊の防止とを図ることを目的とする。【構成】 溶融樹脂が高圧注入された後、型閉力が解除されると、第1の型部(1,2,6)と第2の型部(3,7)とがパーティング面PL1で分離すると同時に、接近分離手段(13,14)の付勢力により第2の型部(3,7)と第3の型部(4,5,10)とがパーティング面PL2で分離する。この分離により、傾斜コア9が矢印12方向へ移動可能となり、付勢手段11の付勢力により移動する。したがって、型開きと同時に、傾斜コア9の一端に設けられた型部がモールド製品8のアンダカット部8aから斜め方向へ型抜きされることになる。
請求項(抜粋):
型開閉方向に対し斜め方向に立つアンダカット部(8a)を有したモールド製品(8)を製造するモールド金型において、前記モールド製品(8)の一方側に位置する第1の型部(1,2,6)と、前記モールド製品(8)の他方側に位置し、前記第1の型部(1,2,6)に対し互いに接合および分離を行う第2の型部(3,7)と、型開閉方向に移動自在な第3の型部(4,5,10)と、前記第1の型部(1,2,6)と前記第2の型部(3,7)とによる型開閉に応じて前記第3の型部(4,5,10)を前記第2の型部(3,7)に対し分離および接近させる接近分離手段(13,14)と、一端が前記モールド製品(8)のアンダカット部(8a)に係合する型をなし、前記第2の型部(3,7)に移動自在に支持され、かつ、他端を前記第3の型部(10)に当接する位置に配置された傾斜コア(9)と、前記傾斜コア(9)を前記モールド製品(8)のアンダカット部(8a)から分離し、前記第3の型部(10)に当接する方向に常時付勢する付勢手段(11)と、を有することを特徴とするモールド金型。
IPC (3件):
B29C 45/33 ,  B29C 33/44 ,  B29C 45/44

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