特許
J-GLOBAL ID:200903020009266778

耐摩耗被覆層がすぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-237398
公開番号(公開出願番号):特開2003-048104
出願日: 2001年08月06日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐摩耗被覆層がすぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットの表面に、Tiの炭化物層、窒化物層、および炭窒化物層の1種の単層または2種の複層からなる0.1〜10μmの平均層厚の下地強靭層、TiとAlの複合窒化物層およびTiとAlの複合炭窒化物層いずれかの単層、または両方の複層からなる0.1〜15μmの平均層厚の下側硬質層、TiとAlの複合炭酸化物層および複合炭窒酸化物層のいずれかの単層、または両方の複層からなる0.1〜10μmの平均層厚の中間耐熱層、酸化アルミニウム層からなる0.5〜15μmの平均層厚を有する上側硬質層、窒化アルミニウム層からなる0.5〜15μmの平均層厚の表面放熱層、で構成された耐摩耗被覆層を物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)Tiの炭化物層、窒化物層、および炭窒化物層のうちの1種の単層または2種の複層からなり、かつ0.1〜10μmの平均層厚を有する下地強靭層、(b)組成式:(Ti1-XAlX)Nおよび同(Ti1-XAlX)C1-YNY(ただし、原子比で、厚さ方向中央部のオージェ分光分析装置による測定で、Xは0.1〜0.7、Yは0.5〜0.99を示す)を有するTiとAlの複合窒化物層およびTiとAlの複合炭窒化物層のうちのいずれかの単層、または両方の複層からなり、かつ0.1〜15μmの平均層厚を有する下側硬質層、(c)組成式:(Ti1-aAla)C1-cOcおよび同(Ti1-aAla)C1-(b+c)NbOc(ただし、原子比で、厚さ方向中央部のオージェ分光分析装置による測定で、aは0.5〜0.7、bは0.1〜0.55、cは0.1〜0.8を示す)を有するTiとAlの複合炭酸化物層および複合炭窒酸化物層のうちのいずれかの単層、または両方の複層からなり、かつ0.1〜10μmの平均層厚を有する中間耐熱層、(d)酸化アルミニウム層からなり、かつ0.5〜15μmの平均層厚を有する上側硬質層、(e)窒化アルミニウム層からなり、かつ0.5〜15μmの平均層厚を有する表面放熱層、以上(a)〜(e)で構成された耐摩耗被覆層を物理蒸着してなる、耐摩耗被覆層がすぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06
FI (4件):
B23B 27/14 A ,  B23B 51/00 J ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 P
Fターム (19件):
3C037CC02 ,  3C037CC04 ,  3C037CC09 ,  3C037CC11 ,  3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF17 ,  3C046FF19 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA58 ,  4K029BB02 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04 ,  4K029EA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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