特許
J-GLOBAL ID:200903020012138136

夜間運行支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279577
公開番号(公開出願番号):特開平10-119898
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 操縦者に対して、見やすい外界の赤外線画像及び高精度な角度情報を提供でき、かつ操作性に優れる夜間運行支援装置を得ることを目的とする。【解決手段】 画像移動量入力器35からヘッドアップディスプレイ1に表示された赤外線画像の移動量を入力し、入力された画像移動量を基に、座標変換器37が第1の信号処理器4aから出力される画像信号を座標変換してヘッドアップディスプレイ1に出力する。さらに、視軸駆動機構7aの指向角と、角度誤差計算器36が出力する角度誤差情報と、第2の角度誤差検出手段6dが検出した角度誤差情報とから、シンボルジェネレータ10bが第2の画像信号処理器4bから出力される画像信号の中心点の指向する方向を示すシンボルを、ヘッドアップディスプレイ1の第2の画像信号処理器4bから出力される画像信号の中心点の指向する方向に対応する位置に発生させる。
請求項(抜粋):
航空機、艦船、車両、列車、シャトル等の有人運行装置に設置し、夜間及び悪視程時における運行を支援するために、操縦者へ外界の赤外線画像を供給する夜間運行支援装置において、外界に赤外線画像を重畳して表示することが可能な半透過型の第1のディスプレイと、外界の赤外線画像を表示することが可能な非透過型の第2のディスプレイと、第1の赤外線検出器と、前記第1の赤外線検出器の出力信号を画像信号に変換し出力する第1の画像信号処理器と、前記第1の赤外線検出器の受光面上で赤外線画像が結像するように配設した、前記第1のディスプレイに対する操縦者の視野角に適合する視野角を有する第1の光学系と、第2の赤外線検出器と、前記第2の赤外線検出器の出力信号を画像信号に変換し前記第2のディスプレイへ出力する第2の画像信号処理器と、前記第2の赤外線検出器の受光面上で赤外線画像が結像するように配設した、前記第1の光学系の視野角よりも狭い視野角を有する第2の光学系と、前記第1のディスプレイに表示された赤外線画像の移動量を入力する画像移動量入力器と、前記画像移動量入力器から入力された画像移動量を基に、前記第1のディスプレイの画像中心方向を示す座標軸と前記第1の画像信号処理器から出力される画像信号の中心点の指向する方向を示す基準座標軸との角度誤差を算出する角度誤差計算器と、有人運行装置の基準座標軸と前記第2の画像信号処理器から出力される画像信号の中心点の指向する方向を示す基準座標軸との角度誤差を検出する第1の角度誤差検出手段と、前記第1の画像信号処理器から出力される画像信号の中心点の指向する方向を示す基準座標軸と前記第2の画像信号処理器から出力される画像信号の中心点の指向する方向を示す基準座標軸との角度誤差を検出する第2の角度誤差検出手段と、前記第2の光学系の視軸方向を駆動する視軸駆動機構と、前記視軸駆動機構への駆動角指令を有人運行装置の基準座標軸に対する角度として指令する駆動指令信号を前記第1の角度誤差検出手段が検出した角度誤差情報で補正し、前記視軸駆動機構の駆動制御を行なう駆動制御器と、前記画像移動量入力器から入力された画像移動量に基づき前記第1の画像信号処理器から出力される画像信号を座標変換して前記第1のディスプレイに出力する座標変換器と、前記視軸駆動機構の指向角と前記角度誤差計算器が出力する角度誤差情報と前記第2の角度誤差検出手段が検出した角度誤差情報とから、前記第2の画像信号処理器から出力される画像信号の中心点の指向する方向を示すシンボルを、前記第1のディスプレイの前記第2の画像信号処理器から出力される画像信号の中心点の指向する方向に対応する位置に発生するシンボルジェネレータとを具備したことを特徴とする夜間運行支援装置。
IPC (4件):
B64D 45/08 ,  G01S 3/782 ,  H04N 5/33 ,  H04N 7/18
FI (4件):
B64D 45/08 ,  G01S 3/782 B ,  H04N 5/33 ,  H04N 7/18 N

前のページに戻る