特許
J-GLOBAL ID:200903020015695877
エンジンの潤滑装置のクランク室外オイル収容方法とその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349569
公開番号(公開出願番号):特開平5-156918
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【構成】クランク室内オイル受け室(52)の中央近傍部にクランク室外オイル収容室(58)との室間連通部(61)の連通部入口(62)を開口する。そして、クランク室内オイル受け室(52)内のオイルを、クランク室(51)内に溜まったブローバイガス圧力(Pb)を利用して、連通部入口(62)からクランク室外オイル収容室(58)へ移送し、クランク室外オイル収容室(58)内の油面をクランク室内オイル受け室(52)の油面よりも高く保持する。【効果】脈動圧力の生じないエンジンにも適用できるうえ、移送ポンプ等を必要としないので構造を簡素化できる。しかも、エンジンの許容傾斜角を大きくでき、クランク室内オイル受け室内の油面を低く維持してオイルがクランクアームなどの回転運動部で異常に跳ね飛ばされ続けることをなくし、オイルの過熱による潤滑不良やオイル劣化を防止できる。
請求項(抜粋):
エンジン(E)のクランク室(51)内の下部にクランク室内オイル受け室(52)を設け、このクランク室(51)の外部にクランク室外オイル収容室(58)を設け、そのクランク室内オイル受け室(52)を室間連通部(61)を介して上記クランク室外オイル収容室(58)に連通させ、そのエンジン(E)は室間オイル移送手段(P)を有し、この室間オイル移送手段(P)は、上記クランク室内オイル受け室(52)内のオイルを上記室間連通部(61)からクランク室外オイル収容室(58)へ移送して、このクランク室外オイル収容室(58)内の油面(L2)をそのクランク室内オイル受け室(52)の油面(L1)よりも高く保持するように構成した、エンジンの潤滑装置のクランク室外オイル収容方法において、前記室間連通部(61)の連通部入口(62)は、前記クランク室内オイル受け室(52)の中央近傍部に開口し、前記室間オイル移送手段(P)は、前記エンジン(E)の運転に伴って前記クランク室(51)内に発生するブローバイガス(BG)の圧力(Pb)を利用して構成し、このクランク室(51)内のブローバイガス圧力(Pb)により、前記クランク室内オイル受け室(52)内のオイルを前記クランク室内オイル受け室(52)内の中央近傍部から前記室間連通部(61)を経て前記クランク室外オイル収容室(58)に流れ込ませて押し上げるように構成したことを特徴とするエンジンの潤滑装置のクランク室外オイル収容方法。
IPC (3件):
F01M 11/00
, F01M 1/04
, F01M 13/00
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