特許
J-GLOBAL ID:200903020017883360

常温硬化型速硬化性ポリウレタン塗膜防水材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084024
公開番号(公開出願番号):特開平8-143816
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】指定化学物質である4,4′-メチレン-ビス(2-クロロアニリン)に代わる安全性の高い芳香族ポリアミン架橋剤を使用でき、有機金属触媒を使用せずとも速やかに硬化して耐熱性、耐水性に優れた塗膜が得られ、特に手塗り塗工に適した可使時間を保持することができる常温硬化型速硬化性ポリウレタン塗膜防水材の製造方法を提供する。【構成】トリレンジイソシアネートとポリオキシプロピレンポリオールおよび/またはポリオキシエチレンプロピレンポリオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマーからなる主剤と、ジエチルトルエンジアミンからなる芳香族ポリアミン架橋剤および可塑剤を含有する硬化剤とを施工現場で混合し、塗工して硬化せしめる。硬化剤中の可塑剤の使用量を主剤プレポリマー100重量部に対して20〜130重量部とし、主剤中のプレポリマーのNCO基と硬化剤中の芳香族ポリアミンのNH2 基との当量比が0.8〜2.0となるように主剤と硬化剤とを混合する。
請求項(抜粋):
トリレンジイソシアネートとポリオールとの反応によって得られるイソシアネート末端プレポリマーを主成分とする主剤と、芳香族ポリアミン架橋剤および可塑剤を含有する硬化剤とを混合して塗工、硬化せしめる常温硬化型速硬化性ポリウレタン塗膜防水材の製造方法において、a.前記トリレンジイソシアネートと反応させるポリオールの主原料としてポリオキシプロピレンポリオールおよび/またはポリオキシエチレンプロピレンポリオールを使用し、b.前記硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤の主成分をジエチルトルエンジアミンとし、c.前記硬化剤中の可塑剤の使用量をイソシアネート末端プレポリマー100重量部に対して20〜130重量部とし、d.前記主剤と前記硬化剤とを、主剤中のプレポリマーのイソシアネート基と硬化剤中の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比が0.8〜2.0となるように施工現場で混合し、塗工して硬化せしめることを特徴とする可使時間を保持した常温硬化型速硬化性ポリウレタン塗膜防水材の製造方法。
IPC (4件):
C09D175/08 PHT ,  C09D175/08 PHS ,  C08G 18/10 NFT ,  C08G 18/66 NEV
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-053316
  • 特開昭58-164614
  • 特開昭61-247721

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