特許
J-GLOBAL ID:200903020018129236

システム間連携機能における機能差吸収処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161948
公開番号(公開出願番号):特開平5-012168
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は,ユーザの属性をもつ機能とシステム属性をもつ機能とを区別して機能差を吸収することを目的としている。【構成】サーバ装置2とクライアント装置1とが交信して処理を実行するサーバ・クライアント・システムにおいて,クライアント装置1側の都合で新たに設定した第1のバージョン・アップ機能が指示された場合にはエラー終了し,システム側の都合で新たに設定した第2のバージョン・アップ機能が指示された場合には旧バージョン・レベルの下での処理を実行して正常終了するよう構成する。
請求項(抜粋):
サーバ装置(2)とクライアント装置(1)とが連携され,当該クライアント装置(1)と当該サーバ装置(2)との間で,パラメータIDを指定して当該指定されたパラメータIDに対応した処理機能を実行し,両者装置間で交信するサーバ・クライアント・システムにおいて,少なくとも上記クライアント装置(1)側において当該クライアント装置について新しい機能を持たせるべくバージョン・アップが行われる際に,当該クライアント装置(1)側の都合で新たに設定した第1のバージョン・アップ機能に対して上記パラメータIDの値を所定値以下または以上のいずれか一方に設定し,かつ,システム側の都合で新たに設定した第2のバージョン・アップ機能に対して上記パラメータIDの値を上記所定値以下または以上のいずれか他方に設定するよう構成してなり,上記クライアント装置(1)からの上記パラメータIDを受信した上記サーバ装置(2)は,当該パラメータIDの値を判定し,上記第1のバージョン・アップ機能を実行し得ない場合に未サポート・エラーにて終了し,かつ,上記第2のバージョン・アップ機能を実行し得ない場合に当該第2のバージョン・アップ機能に対応するバージョン・アップ以前の機能にもとづいて処理を実行して上記クライアント装置(1)に通信するよう構成したことを特徴とするシステム間連携機能における機能差吸収処理方式。

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