特許
J-GLOBAL ID:200903020022045969

人工関節摩擦摩耗試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-088678
公開番号(公開出願番号):特開2002-286608
出願日: 2001年03月26日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 現実使用時の各人工関節の動作を再現し、その時に生じる摩擦、摩耗状態の試験を容易かつ高精度に行うことのできる汎用型の人工関節摩擦摩耗試験機を提供する。【解決手段】 6自由度モーション機構28により専用ホルダ34に納められた第1ピース24に任意の6自由度モーションを付与する。この時、サーボ加圧機構30は専用ホルダ36に納められた第2ピース26を第1ピース24に対して所定接触条件下で接触するように圧力を与える。その結果、第1ピース24と第2ピース26とが現実使用状態と同じ状態で接触し、かつ任意の相対運動を実現し、現実の関節の6自由度動作を再現し、摩擦摩耗試験を行うことができる。また、6自由度モーションを適宜選択することにより関節の種類に応じた関節動作を同一の試験機により実現することが可能になり、試験機の汎用性を向上することができる。
請求項(抜粋):
ボール状部材と、当該ボール状部材と係合するカップ状部材とからなる人工関節の関節動作状態を再現して、関節部分の摩擦及び摩耗状態の試験を行う人工関節摩擦摩耗試験機であって、人工関節を構成するボール状部材またはカップ状部材のいずれか一方を第1ピースとして支持し、3直交方向の変位モーション及び3回転軸の回転モーションを含む6自由度モーションを第1ピースに付与可能な6自由度モーション機構と、人工関節を構成する他方の部材を第2ピースとして支持し、6自由度モーション機構の動作により任意の方向に変位する第1ピースに対して、第2ピースが所定圧力で接触するように加圧するサーボ加圧機構と、前記6自由度モーション機構とサーボ加圧機構とを制御して、前記第1ピースと第2ピースとを所定接触条件下で接触させつつ、両者間で6自由度相対運動を行わせる制御部と、を含むことを特徴とする人工関節摩擦摩耗試験機。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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