特許
J-GLOBAL ID:200903020022570346

昆虫防除ポリスチレン発泡体断熱材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-098457
公開番号(公開出願番号):特開2003-003003
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】ポリスチレン発泡体断熱材に、昆虫等の防除に対して有効であるが人畜に対し安全な薬剤を、内部まで均一に有効な濃度で分布させ、その薬剤効果を永久的に保持し得る断熱材を提供すること。【解決手段】硼酸ナトリウム水溶液の温度を次工程で少なくとも部分的にポリスチレンビーズの予備発泡を生じさせるのに十分な温度に調節し;容器中へポリスチレンビーズを流動導入しつつ、上記温度調節硼酸ナトリウム水溶液を噴霧吹き付けして、少なくとも部分的予備発泡を生じさせ;その予備発泡したポリスチレンビーズから水分を蒸発除去し、ポリスチレンビーズ表面微細凹凸に硼酸ナトリウムを固体状態付着させ;硼酸ナトリウム担持予備発泡ポリスチレンビーズを型内へ導入し、加熱して、完全発泡をなすと共に、表面を粘着性とさせることにより、また僅かな加圧により一体に融着した発泡ポリスチレンブロックを成型。
請求項(抜粋):
(a)殺生物性硼酸ナトリウムの温水溶液を準備し、その硼酸ナトリウム水溶液の温度を次工程(b)でポリスチレンビーズと接した時に少なくとも部分的にポリスチレンビーズの予備発泡を生じさせるのに十分な温度に調節し;(b)容器中へポリスチレンビーズを流動導入しつつ、そのポリスチレンビーズ流に対して上記温度調節した硼酸ナトリウム温水溶液を噴霧吹き付けして、少なくとも部分的にポリスチレンビーズの予備発泡を生じさせ;(c)硼酸ナトリウム水溶液で処理されそして少なくとも部分的に予備発泡したポリスチレンビーズを、次いで別の通気性容器へ送り、通風及び/または加温により水分を実質的に蒸発除去すると共に、その水分除去温度においてポリスチレンビーズの予備発泡を促進して完了し、予備発泡により微細な凹凸を示すポリスチレンビーズ表面に硼酸ナトリウムを固体状態で付着させ;(d)工程(c)からの硼酸ナトリウム担持予備発泡ポリスチレンビーズを貯留し;(e)硼酸ナトリウム担持予備発泡ポリスチレンビーズを型内へ導入し、スチームによって加熱して、ポリスチレンビーズの完全発泡をなすと共に、それらの表面を粘着性とさせ、それによりまた僅かな加圧により一体に融着させて一つの発泡ポリスチレンブロックを成型し;(f)その成型ブロックを冷却して固化させる;ことからなる方法により製造される昆虫防除ポリスチレン発泡体断熱材。
IPC (9件):
C08J 9/232 CET ,  A01N 25/10 ,  A01N 25/34 ,  A01N 59/14 ,  B29C 44/00 ,  C08K 3/38 ,  C08L 25/04 ,  B29K 25:00 ,  B29L 9:00
FI (9件):
C08J 9/232 CET ,  A01N 25/10 ,  A01N 25/34 Z ,  A01N 59/14 ,  C08K 3/38 ,  C08L 25/04 ,  B29K 25:00 ,  B29L 9:00 ,  B29C 67/22
Fターム (40件):
4F074AA32 ,  4F074AC33 ,  4F074AG12 ,  4F074CA31 ,  4F074CA38 ,  4F074CA44 ,  4F074CA49 ,  4F074CC04Y ,  4F074CC08X ,  4F074CC22X ,  4F074CC32X ,  4F074CC47 ,  4F074CC62 ,  4F074DA32 ,  4F074DA54 ,  4F074DA59 ,  4F212AA13 ,  4F212AB16 ,  4F212AE02 ,  4F212AG20 ,  4F212UA01 ,  4F212UB01 ,  4F212UB22 ,  4F212UE21 ,  4F212UE27 ,  4F212UN13 ,  4F212UW23 ,  4H011AC03 ,  4H011BA01 ,  4H011BB18 ,  4H011BC19 ,  4H011DA11 ,  4H011DD07 ,  4H011DH02 ,  4H011DH08 ,  4J002BC021 ,  4J002DK006 ,  4J002FD186 ,  4J002GF00 ,  4J002GL00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-044934

前のページに戻る