特許
J-GLOBAL ID:200903020023361228

定性推論予測制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109531
公開番号(公開出願番号):特開平5-303406
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】予測制御システムにおいて、制御対象のモデルが定式化困難な場合に予測制御システムの構築を可能とする。【構成】制御対象の動特性を予測する予測モデルのうち、定式化が困難な部分のモデルをメンバーシップ関数をもちいて入力データをファジィ数化し、定性推論によって結果をファジィ数にて予測、予測結果を非ファジィ化して、他の定式化可能な部分とともに予測モデルとして構築する予測モデルを有し、予測結果に基づいて、適用可能な制御方案の全組合せについて、制御結果をシミュレーションにて算出、その評価に際して、複数の評価基準に対する満足度を、メンバーシップ関数によって評価し、その総合評価点が最高のものを、採るべき制御方案として採用する。
請求項(抜粋):
コントローラ内部に制御対象のモデルを有し、制御周期毎にモデルに基づき最適な操作出力を選択していく予測制御方法において、制御対象のモデルを定性的な推論に基づいて表現されたモデルとし、今制御周期でとりうる制御出力全ケースについて、上記定性的なモデルによって制御結果を予測し、予測結果を、各評価項目の評価点が、制御結果に対する定性的な満足度としてメンバーシップ関数で与えられ、総合評価点は、各評価項目の満足度の重み付き総合点で表される定性評価機能にて評価し、総合評価点が最大の制御出力を今制御周期の制御出力として選択し、出力してゆくことに特徴を有する定性推論予測制御方法。
IPC (3件):
G05B 13/02 ,  G05B 13/04 ,  G05D 9/12

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