特許
J-GLOBAL ID:200903020024185342

低ソーダ赤泥の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339054
公開番号(公開出願番号):特開平5-170434
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 バイヤー方法で多量に生成する不溶解残渣の赤泥には有用な成分が含まれているにも拘らず、産業廃棄物として捨てさる他なかったが、セメント用副原料等の用途に有効に利用できる低ソ-ダ赤泥として製造できる方法を提供する。【構成】 バイヤー工程の前段処理工程として、特定量のボーキサイトを粉砕1した後、バイヤー工程の場合よりアルカリ濃度が高いアルミネ-ト液で反応性シリカをできる限り抽出2し、抽出液と不溶解残渣とに固液分離3し、抽出液からソ-ダライトを晶析4せしめる脱硅工程を循環させる。同時に、不溶解残渣は通常のバイヤー工程のボーキサイトと全く同様に処理され、アルミナ抽出6し、不溶解残渣としての低ソ-ダ赤泥を排出7し、低ソ-ダ赤泥分離液から水酸化アルミニウムを析出8する等のバイヤー本工程を繰り返す。
請求項(抜粋):
ボーキサイトをアルミン酸アルカリ溶液で溶解処理し、不溶解残渣として赤泥を排出し、赤泥分離溶液から水酸化アルミニウムを析出せしめ、これを焼成してアルミナを製造するバイヤー工程において、ボーキサイトをバイヤー工程の場合よりアルカリ濃度が高いアルミン酸アルカリ溶液で処理して可溶性シリカ分をできる限り抽出し、抽出液と不溶解残渣とに固液分離し、該抽出液に種子を添加してソーダライトとして晶析分離する脱硅工程を循環する前段処理工程と、該不溶解残渣をボーキサイトと全く同様にバイヤー工程で処理する本工程とからなることを特徴とする低ソーダ赤泥の製造方法。
IPC (2件):
C01F 7/06 ,  C04B 18/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-074523
  • 特公昭58-003969

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