特許
J-GLOBAL ID:200903020024814781

ピストンリング組付け装置におけるスペーサリングの補給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-166333
公開番号(公開出願番号):特開平9-011057
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 スペーサリングの補給作業の能率向上を図るとともに、補給作業時におけるスペーサリングの変形を防止する。【構成】 マガジン部3の構成要素であるガイド体5の外周径よりも小径の円筒状ホルダ70に補給用スペーサリング1が積重ね嵌合されている。ホルダ70にストックされた補給用スペーサリング1をマガジン部3に補給するにあたっては、ガイド体5からカップ部材7を取外した後、下方に向かって径が増大するテーパ状外周面を有したガイド用アダプタ60をホルダ70とガイド体5との間に介在させる。そして、ホルダ70に嵌合された補給用のスペーサリング1をアダプタ60のテーパ状周面でガイドしながらガイド体5に移動させる。
請求項(抜粋):
上面にピストンの頭部を嵌合する凹部を有した円筒状カップ部材を円筒状ガイド体の上端に着脱可能に連接した構成を有し、オイルリングの構成要素であるスペーサリングを拡開した状態で積重ね嵌合したマガジン部と、最上段に位置するスペーサリングを前記円筒状カップ部材の上端から押出して前記ピストンのオイルリング溝に嵌合させるべく、前記マガジン部に積重ねられたスペーサリング全体を押上げるリング押上げ手段とを備えたピストンリング組付け装置に適用され、前記マガジン部の外周径よりも小径の円筒状ホルダに積重ね嵌合された補給用スペーサリングを該ホルダから前記マガジンに補給するにあたって、前記円筒状ガイド体から前記円筒状カップ部材を取外した後、下方に向かって径が増大するテーパ状外周面を有したガイド用アダプタを前記ホルダと前記円筒状ガイド体との間に介在させる工程と、前記ホルダに嵌合された補給用のスペーサリングを、前記ガイド用アダプタのテーパ状周面でガイドしながら前記ガイド体に移動させる工程とを実施することを特徴とするピストンリング組付け装置におけるスペーサリングの補給方法。

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