特許
J-GLOBAL ID:200903020026359380

平板型放電表示パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-098692
公開番号(公開出願番号):特開平10-288970
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】放電電圧が低く且つ放電の利用効率が高い平板型放電表示パネルを提供する。【解決手段】表示パネル60に備えられる一対の放電電極74、74は、放電空間内において表示パターン72に沿い且つ相互に所定間隔を以て曲成させられた線状の平行電極対から構成される。そのため、一対の放電電極74、74の電極間距離gは、その表示パターン72の線幅に応じた短い距離になることから、従来の放電表示管のように表示パターンの両端部に放電電極が設けられる場合に比較して、放電電圧が十分に低くなる。しかも、一対の放電電極74、74は表示パターン72に沿って設けられることから、放電は表示パターン72形状に形成されて略全体が表示に寄与するため、従来の帯状電極対を一方向に沿って設ける場合に比較して放電の利用効率が高められる。したがって、放電電圧が低く且つ放電の利用効率が高い表示パネル60が得られる。
請求項(抜粋):
互いに所定距離隔てて配置されて相互の間に気密空間が形成された少なくとも一方が透光性を有する一対の平行平板と、該気密空間内で放電を発生させるために対を成して設けられた複数の放電電極とを備え、該放電に基づいて発生した光を前記一対の平行平板のうちの透光性を有する一方或いは両方から所定の表示パターンで射出して表示する形式の平板型放電表示パネルであって、前記複数の放電電極は、前記気密空間内において前記所定の表示パターンに沿い且つ相互に所定間隔を以て曲成させられた線状の平行電極対であることを特徴とする平板型放電表示パネル。

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