特許
J-GLOBAL ID:200903020031134273

ギアシフト動作の間に火花点火エンジンのトルクを調節する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235322
公開番号(公開出願番号):特開平6-207571
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 できるだけ全ギアシフト動作の間、実際エンジントルクを目標エンジントルクに維持することが可能な火花点火エンジンのトルクを調節する方法と装置を提供する。【構成】 ギアシフト動作の間に火花点火エンジンのトルクを極めて急速に増大させるために、増大が開始されるべき時点の前にすでに給気が増大され、それに並行して点火角度が変化され、点火角度に基づくトルク減少が給気に基づくトルク上昇を補償するようにされる。その後トルクが実際に急速に増大される時点に達した時に、点火角度変化は、実際エンジントルクが極めて急速に変化する目標エンジントルクに追従できるような速度で元に戻される。
請求項(抜粋):
オートマチックトランスミッションによるギアシフト動作が行なわれるかが検出され、ギアシフト動作が検出される場合には、非ギアシフト運転用の目標エンジントルク(M_SOLL_M)が設定されて、その値に基づいて空気調量装置が調節され、またギアシフト動作が検出される場合には、ギアシフト動作期間目標エンジントルクの特性が設定され、その場合ギアシフト動作の間に給気の減少によって可能であるよりも早くエンジントルクの減少が得られるように、点火角度(ZW)が調節される、各ステップを有する空気調量装置(18)を備えた内燃機関(13)(火花点火エンジン)のトルクを調節する方法において、ギアシフト動作の間に給気の増大によって可能であるよりも早くエンジントルクの増大が行なわれるようにするために、以下のように処理されること、即ち、目標エンジントルクが増大されるべき時点(T_AUF)の前(時点T_VOR)においてすでに給気が増大され、かつ同時に点火角度が次のように、すなわち給気の増大によってもたらされるトルク上昇が点火角度の調節によってもたらされるトルク減少によって補償されて目標トルクが維持されるように、調節され、かつ、目標トルクが増大される時点(T_AUF)からは給気がさらに増大され、かつ実際エンジントルクの特性が可能な限り長く目標エンジントルクの特性とほぼ一致するように点火角度変化が戻されることを特徴とするギアシフト動作の間に火花点火エンジンのトルクを調節する方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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