特許
J-GLOBAL ID:200903020032876729

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328418
公開番号(公開出願番号):特開平7-180519
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】機関弁に連動、連結される駆動ロッカアームと、その両側の第1および第2自由ロッカアームとの連結および連結解除を切換ピンで択一的に切換可能な内燃機関の動弁装置において、駆動ロッカアームおよび第1自由ロッカアームを連結した状態からの切換ピンの切換作動開始タイミングを定める。【構成】係止溝48を有するタイミングピストン371 が一端を油圧室36に臨ませて第1自由ロッカアーム26に摺動自在に嵌合され、ばね39を介在させてタイミングピストン371 に対向するとともに切換ピン35に当接する規制部材381 が軸方向移動可能に第1自由ロッカアーム26に収納され、第1自由ロッカアーム26の揺動作動時にトリガ機構54の係合板55が係止溝48から離脱するのに応じて、タイミングピストン371 は、切換ピン35に押圧力を及ぼす位置まで所定距離だけ移動可能である。
請求項(抜粋):
機関弁(V1 ,V2 )に連動、連結される駆動ロッカアーム(25)と、機関弁(V1 ,V2 )に対して自由となることを可能として駆動ロッカアーム(25)の両側に隣接配置される第1および第2自由ロッカアーム(26,27)と、駆動ロッカアーム(25)に摺動自在に嵌合されるとともに軸方向一側からの油圧力の作用に応じて駆動ロッカアーム(25)および第2自由ロッカアーム(27)を連結する位置ならびに前記油圧力の解除時に軸方向他側からのばね力の作用に応じて駆動ロッカアーム(25)および第1自由ロッカアーム(26)を連結する位置間を移動可能な切換ピン(35)とを備える内燃機関の動弁装置において、一端を油圧室(36)に臨ませて第1自由ロッカアーム(26)に摺動自在に嵌合されるとともに係止溝(48)を外周に有するタイミングピストン(371 ,372 )と、タイミングピストン(371 ,372 )の他端に対向して第1自由ロッカアーム(26)内に軸方向移動自在に収納されるとともに駆動ロッカアーム(25)への嵌合を規制されて前記切換ピン(35)の一端に当接される規制部材(381 ,382 )と、規制部材(381 ,382)およびタイミングピストン(371 ,372 )間に配設されてそれらを離間させる方向のばね力を発揮するばね(39)と、前記切換ピン(35)が駆動ロッカアーム(25)および第1自由ロッカアーム(26)を連結した位置に在る状態で第1自由ロッカアーム(26)の揺動作動時には係合を解除することを可能としてタイミングピストン(371 ,372 )の係止溝(48)に係合される係合部材(55)を備えるトリガ機構(54)とを備え、タイミングピストン(371 ,372 )が油圧室(36)の容積を最小とした位置と、切換ピン(35)が駆動ロッカアーム(25)および第1自由ロッカアーム(26)を連結した位置に在るときの第1自由ロッカアーム(26)の揺動作動中に油圧室(36)への油圧作用に応じてタイミングピストン(371 ,372 )が切換ピン(35)に押圧力を及ぼす位置との間に、所定の距離が設定されることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-078715
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-078715

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