特許
J-GLOBAL ID：200903020035729794
発泡ブロー成形品及びその製造方法
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
細井 勇
公報種別：再公表公報
出願番号（国際出願番号）：JP1998005361
公開番号（公開出願番号）：WO1999-028111
出願日： 1998年11月27日
公開日（公表日）： 1999年06月10日
要約：
【要約】押出機により発泡剤を混合した溶融樹脂を押し出して筒状の発泡パリソンを形成し、このパリソンを金型内に配置してブロー成形することにより中空状の発泡ブロー成形品が得られる。この場合、基材樹脂としてポリプロピレン系樹脂を用いた場合には、発泡倍率が高く且つ成形品肉厚の大きな成形品を得ることができなかった。本発明は発泡ブロー成形品を製造するに当り、ポリプロピレン系樹脂を主成分とし、230°Cにおけるメルトテンション(MT)が10gf以上、メルトフローレイト(MFR)が0.5g/10分以上の基材樹脂を用いる。この基材樹脂に、発泡剤を添加して押出機により高温高圧下で溶融混練して発泡性溶融物とし、これを環状ダイス5より押出発泡させて筒状の発泡パリソン4を形成する。その後、金型6、6を型締めして軟化状態にあるパリソン4を金型6、6内に配置するとともに、該パリソン4の内部に気体吹き込み口7から加圧気体を吹き込んで、これを型通りの中空形状にブロー成形することによって発泡ブロー成形品を製造する。
請求項（抜粋）：
パリソンを所望形状にブロー成形してなる中空成形品であって、ポリプロピレン系樹脂を主成分とする基材樹脂からなる発泡層を有し、上記発泡層を形成している樹脂の230°Cにおけるメルトテンション(MT)が5gf以上、メルトフローレイト(MFR)が1g/10分以上であるとともに、発泡層の平均気泡径が0.05〜2.2mm、発泡層の平均厚みが0.5mm以上、発泡層の平均密度が0.30g/cm3以下であることを特徴とする発泡ブロー成形品。
IPC (2件)：
FI (2件)：
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