特許
J-GLOBAL ID:200903020041653937
非鉄金属製錬残渣からの金属回収方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
林 信之
, 安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-319722
公開番号(公開出願番号):特開2008-169477
出願日: 2007年12月11日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】砒素含有量が高い銅製錬残渣から砒素を効率的に除去し、銅及び鉛等の有価金属を高収率で回収することができる非鉄金属製錬残渣からの金属回収方法を提供する。【解決手段】砒素を0.1〜30質量%含有する非鉄金属製錬残渣を、不活性ガス雰囲気中で400〜1200°Cの温度下で1〜8時間加熱して砒素を揮発分離した後、この加熱後の非鉄金属製錬残渣をpHが1.5を超え3.0未満の酸性水溶液に浸漬し液温を15〜25°Cに保持しながら0.5時間以内で溶出処理を行った後濾過して、砒素を含有する溶出液A1と銅及び鉛を含有する溶出残渣B1とに分離する。そして、溶出残渣B1を、pHを1未満に調節した酸性水溶液或いはpHを1未満に調節した酸性水溶液と過酸化水素水との混合溶液に浸漬し、液温を20〜100°Cに保持しながら0.5〜2時間溶出処理を行った後濾過し銅を含有する溶出液A2と鉛を含有する溶出残渣B2とに分離する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
砒素を0.1〜30質量%含有する非鉄金属製錬残渣から金属を回収する方法であって、
前記非鉄金属製錬残渣を、不活性ガス雰囲気中で、400〜1200°Cの温度下で、1〜8時間加熱する工程と、
加熱後の非鉄金属製錬残渣を、pHが1.5を超え3.0未満の酸性水溶液に浸漬し、液温を15〜25°Cに保持しながら、0.5時間以内で溶出処理を行った後濾過して、溶出液と溶出残渣とに分離する第1の溶出分離工程と、
前記第1の溶出処理工程の溶出残渣を、pHを1未満に調節した酸性水溶液、或いはpHを1未満に調節した酸性水溶液と過酸化水素水との混合溶液に浸漬し、液温を20〜100°Cに保持しながら、0.5〜2時間溶出処理を行った後濾過して、溶出液と溶出残渣とに分離する第2の溶出分離工程と、
を有することを特徴とする非鉄金属製錬残渣からの金属回収方法。
IPC (5件):
C22B 7/02
, C22B 13/00
, C22B 1/02
, C22B 3/04
, C22B 15/00
FI (5件):
C22B7/02 B
, C22B13/00 101
, C22B1/02
, C22B3/00 A
, C22B15/00 105
Fターム (7件):
4K001AA09
, 4K001AA20
, 4K001BA14
, 4K001CA11
, 4K001DA06
, 4K001DB02
, 4K001DB03
引用特許:
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