特許
J-GLOBAL ID:200903020044023071
画像つなぎ処理方法及びその装置並びにプログラムを記録した記憶媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-178587
公開番号(公開出願番号):特開2000-013590
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 精度良い画像のつなぎ合わせを行う。【解決手段】 判別部12は第1の2値画像のつなぎ方向の1以上の画素列内の重複部分に属する各画素の濃度データと、それに対応する第2の2値画像のつなぎ方向の1以上の画素列内の重複部分に属する各画素の濃度データとを比較して、第1の2値画像側の画素の濃度データと第2の2値画像側の画素の濃度データとが相違するズレ画素数を調べ、そのズレ画素数が所定の判定画素数を越えていれば、そのつなぎ方向の各画素列はなじませつなぎ処理手段13でつなぎ合わせ、ズレ画素数が判定画素数以下であれば、そのつなぎ方向の各画素列はランダムつなぎ処理手段14でつなぎ合わせる処理を、つなぎ方向の全ての画素列に対して行って、第1、第2の2値画像全体のつなぎ合わせを行う。
請求項(抜粋):
重複部分を有する隣り合う配置関係のデジタルの第1、第2の2値画像に対して、第1、第2の2値画像の重複部分を合成して、第1の2値画像と第2の2値画像とをつなぎ合わせる画像つなぎ処理方法であって、前記重複部分の少なくとも一部を含む合成領域に属する第1の2値画像のつなぎ方向の画素列内の各画素の濃度データに対して、第2の2値画像側の画素の荷重が小さくなる第1の混合比を作用させた結果と、前記第1の2値画像のつなぎ方向の画素列に対応する第2の2値画像のつなぎ方向の画素列内の前記合成領域に属する各画素の濃度データに対して、第1の2値画像側の画素の荷重が小さくなる第2の混合比を作用させた結果とを対応する画素ごとに加算して合成する処理を、つなぎ方向の各画素列ごとに行う第1の工程と、前記第1の工程で合成した前記合成領域に属するつなぎ方向の各画素列内の各画素の濃度データに対して平滑化処理を行う第2の工程と、前記第2の工程で平滑化処理を行った前記合成領域に属するつなぎ方向の各画素列内の各画素の濃度データに対してしきい値処理を行って2値化する第3の工程と、前記第3の工程で2値化した結果を含めて第1の2値画像と第2の2値画像とをつなぎ合わせる第4の工程とを備えた処理をなじませつなぎ処理とし、前記重複部分に設定するつなぎ位置を、つなぎ方向の各画素列ごとにランダムに設定して、そのつなぎ位置を境界として、第1の2値画像と第2の2値画像とを単純合成する処理をランダムつなぎ処理として、第1の2値画像のつなぎ方向の少なくとも1つの画素列内の前記重複部分に属する各画素の濃度データと、その第1の2値画像のつなぎ方向の各画素列に対応する第2の2値画像のつなぎ方向の少なくとも1つの画素列内の前記重複部分に属する各画素の濃度データとを比較して、第1の2値画像側の画素の濃度データと第2の2値画像側の画素の濃度データとが相違する画素の個数(ズレ画素数)を調べ、そのズレ画素数が所定の判定画素数を越えていれば、そのつなぎ方向の各画素列に対しては前記なじませつなぎ処理で第1、第2の2値画像をつなぎ合わせ、一方、そのズレ画素数が前記判定画素数以下であれば、そのつなぎ方向の各画素列に対しては前記ランダムつなぎ処理で第1、第2の2値画像をつなぎ合わせる処理を、つなぎ方向の全ての画素列に対して行って、第1、第2の2値画像全体のつなぎ合わせを行うことを特徴とする画像つなぎ処理方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N 1/387
, G06F 15/66 470 J
Fターム (14件):
5B057CA06
, 5B057CA16
, 5B057CB06
, 5B057CB16
, 5B057CE05
, 5B057CE08
, 5B057CE10
, 5B057CH18
, 5C076AA12
, 5C076AA27
, 5C076BA01
, 5C076BA05
, 5C076BA06
, 5C076BA09
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