特許
J-GLOBAL ID:200903020052014898

差圧伝送器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219937
公開番号(公開出願番号):特開平5-060638
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、差圧伝送器本体の零点調整を人手を介さず予定の零点調整時点で自動的に行うことにある。【構成】測定プロセスの高圧側圧力系と低圧側圧力系の差圧を差圧伝送器本体1により検出し、その検出信号を出力信号レベルの調整可能な零点調整用ポテンショメータ6を有する差圧アンプ5により測定信号に変換して差圧伝送系に出力する差圧伝送器において、タイマ9に予め設定された零点調整時点になると高低圧力系に設けられた電磁弁8a〜8cを開閉して差圧伝送器本体に加えられる圧力差を零にすると共に、零点調整用アンプ10に差圧アンプ5の出力信号と零点調整用ポテンショメータ6の出力信号とを零点調整用アンプ10により比較して、差があればその差分だけポテンショメータ6の摺動部を操作して差圧アンプ5の出力信号レベルを調整する。
請求項(抜粋):
測定プロセスの高圧側圧力系と低圧側圧力系の差圧を差圧伝送器本体1により検出し、その検出信号を出力信号レベルの調整可能な零点調整手段を有する信号変換手段に入力し、この信号変換手段で変換された測定信号を差圧測定伝送系に出力する差圧伝送器において、予め設定された零点調整時点になると零点調整指令を出力するタイマと、前記高圧側圧力系と低圧側圧力および両圧力系相互間にそれぞれ設けられ前記タイマより零点調整指令を受けると前記差圧伝送器本体に加わる差圧が零になるように開閉動作する電磁弁と、前記タイマより零点調整指令を受けると前記信号変換手段の出力信号と前記零点調整手段の出力信号とを比較しその偏差分だけ前記零点調整手段を操作して前記信号変換手段の出力信号レベルを調整する零点調整操作手段とを備えたことを特徴とする差圧伝送器。

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