特許
J-GLOBAL ID:200903020053259282
ポリキノリンブロック共重合体組成物の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-259618
公開番号(公開出願番号):特開平11-209462
出願日: 1989年11月06日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 ポリキノリンホモポリマー類では達成することのできない化学的、物理的特性を発現するポリキノリン共重合体組成物の製造方法の提供【解決手段】 (a) 1次段階において、(1)1種以上のAA型化合物類、1種以上のBB型化合物類、および1種以上のAB型化合物類;(2)異なるAA型化合物類およびBB型化合物類の数が3以上である1種以上のAA型化合物類および1種以上のBB型化合物類;および(3)2種以上のAB型化合物類から成る群から選択される化合物類を反応させ、(b) 2次段階において、反応生成物に、2次混合物を添加し、この2次混合物は、(1) 1種以上のAA型化合物類、1種以上のBB型化合物類、および1種以上のAB型化合物類;(2)異なるAA型化合物類およびBB型化合物類の数が3以上である1種以上のAA型化合物類および1種以上のBB型化合物類;および(3)2種以上のAB型化合物類をを含み、一定時間反応させることからなる方法
請求項(抜粋):
(a) 1次段階において、(1) 1種以上の下記AA型化合物類、1種以上の下記BB型化合物類、及び1種以上の下記AB型化合物類;(2) 異なる下記AA型化合物類及びBB型化合物類の数が3またはそれ以上である1種以上の下記AA型化合物類及び1種以上の下記BB型化合物類;及び(3) 2種以上の下記AB型化合物類で、前記AA型及びBB型化合物類が使用されたとき、前記AA型化合物類の総モル数が、前記BB型化合物類の総モル数に等しい群から選択された化合物類の1次反応混合物を調製し、且つこの1次混合物を選択された時間の間反応させて反応済1次混合物を提供すること、及びこの選択時間の後、(b) 2次段階において、この反応済1次混合物に対し、2次反応混合物を提供する化合物類の2次混合物を添加し、この化合物類の2次混合物は、(1) 1種以上の下記AA型化合物類、1種以上の下記BB型化合物類、及び1種以上の下記AB型化合物類;(2) 異なる下記AA型化合物類及びBB型化合物類の数が3またはそれ以上の1種以上の下記AA型化合物類及び1種以上の下記BB型化合物類;及び(3) 2種以上の下記AB型化合物類で、前記化合物類の2次混合物が少なくとも1個の下記AA型、BB型または1次段階で使用されなかった下記AB型化合物を含み、2次反応混合物を選択された時間の間反応させることから成るポリキノリンブロック共重合体組成物の製造方法。但し、AA型化合物類は、式:【化1】によって表される構造からなる群から選択された芳香核に結合した2個のオルソアミノカルボニル官能基を含有する芳香族化合物であり、BB型化合物類は、式:【化2】によって表される構造からなる群から選択された芳香核に結合した2個のメチレンケトン官能基を含有する芳香族化合物であり、AB型化合物類は、式:【化3】によって表される構造からなる群から選択された芳香核に結合した1個のオルソアミノカルボニル官能基および1個のメチレンケトン官能基1組を含有する芳香族化合物であり、上記式中、Rは水素またはアリールであり、R ́ はアリールであり、Arは、各組のカルボニル及びアミノ官能基の結合位置がオルソである芳香核であり、Ar ́ は、アミノ官能基類の結合位置がオルソであるあらゆるアリールであり、Ar ́ ́は、あらゆるアリールであり、Ar ́ ́ ́ は、アリールグループで、これら結合の4箇所がメチレンカルボニル官能基類の連結によって占有されており、更に、Ar ́ ́ ́ ́は、カルボニル及びアミノ官能基類の組の結合位置がオルソであるアリールグループである。
IPC (2件):
FI (2件):
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