特許

J-GLOBAL ID：200903020056609349

金属帯コイルの契約充当方法および装置ならびに採取方法および装置

発明者： 安村 哲夫
出願人/特許権者： 日新製鋼株式会社
代理人 (1件)： 西教 圭一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-219236
公開番号（公開出願番号）：特開平8-085016
出願日： 1994年09月13日
公開日（公表日）： 1996年04月02日
要約：

【要約】【目的】 金属帯コイル製品を迅速に受注済の契約に充当させ、納期、生産性および歩留を総合的に満足させるように適切な採取を決定する。【構成】 プロセスコンピュータ26には、レバース式圧延において発生するトップ部およびボトム部などの未圧部情報28が与えられ、表面検査機27によって、金属帯コイル製品毎に、長手方向についての疵や欠陥などの分布が検出され、金属帯コイル製品検査情報ファイル31内に記憶される。金属帯コイル製品の契約充当および採取決定システム30は、確実にメンテナンスされる契約残ファイル34に記憶されている契約の要求を満たすか否かを判断し、納期、生産性および歩留に基づく評価を行い、評価の最も良好な組合わせを選択して契約に充当させる。充当された契約について、表面検査機27などの検査結果をもとに、契約条件の品質仕様が満足されるような採取長さを決定する。

請求項（抜粋）：

複数の金属帯コイルを、受注済の複数の契約に充当させる方法において、各金属帯コイル毎に、その採取可能重量が、各契約の要求板厚と見込み歩留とに基づいて予め定められる幅比をかけたときに、その契約の要求重量を満たすか否かによって、その契約に対する充当可否を判断し、充当可能な金属帯コイルと契約との組合わせについて、納期、生産性および歩留に基づいて評価し、最も評価の良好な組合わせで金属帯コイルを契約に充当させることを特徴とする金属帯コイルの契約充当方法。