特許
J-GLOBAL ID:200903020064018520

転がり軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-297770
公開番号(公開出願番号):特開2003-097569
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 取付フランジ18を有する外輪20の耐久性を満足させつつ、加工作業の容易化を図る。【解決手段】 外輪20を構成する鉄系金属として、炭素を0.45〜0.90重量%、珪素を0.05〜0.60重量%、マンガンを0.10〜1.20重量%、クロムを0.10〜1.20重量%、チタニウムを0.05〜0.50重量%、窒素を0.03重量%未満含み、且つ、平均粒径が5〜100nmのチタニウム炭化物及びチタニウム炭窒化物を分散させたものとする。そして、外輪軌道19に高周波焼入れを施して、この外輪軌道19の残留オーステナイト量を5.0〜20容量%とすると共に、この外輪軌道19の表面の硬度をHRC 59〜65とする。更には、上記取付フランジ18の硬度を、鍛造加工後の焼ならし処理によりHRB 90〜95とする。
請求項(抜粋):
外周面に取付フランジを、内周面に外輪軌道を、それぞれ有する外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有する内輪相当部材と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備えた転がり軸受装置に於いて、上記外輪相当部材と内輪相当部材とのうちの少なくとも外輪相当部材は、炭素を0.45〜0.90重量%、珪素を0.05〜0.60重量%、マンガンを0.10〜1.20重量%、クロムを0.10〜1.20重量%、チタニウムを0.05〜0.50重量%、窒素を0.03重量%未満含み、且つ、平均粒径が5〜100nmのチタニウム炭化物及びチタニウム炭窒化物を分散させた鉄系合金により造られたものであり、上記外輪軌道と内輪軌道とのうちの少なくとも外輪軌道に高周波焼入れを施して、この外輪軌道の残留オーステナイト量を5.0〜20容量%とすると共に、この外輪軌道の硬度をHRC 59〜65とし、上記取付フランジの硬度を、鍛造加工後の焼ならし処理によりHRB 90〜95とした事を特徴とする転がり軸受装置。
IPC (2件):
F16C 33/62 ,  F16C 33/64
FI (2件):
F16C 33/62 ,  F16C 33/64
Fターム (17件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA43 ,  3J101AA52 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA54 ,  3J101BA55 ,  3J101BA56 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101FA44 ,  3J101GA03 ,  3J101GA11

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