特許
J-GLOBAL ID:200903020066098440

ゼラチン処理によって多孔質リン酸カルシウム小片および小粒を調製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-271300
公開番号(公開出願番号):特開2004-033772
出願日: 2003年07月07日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】 ゼラチン処理によって、小片または小粒の形の、α-またはβ-リン酸三カルシウム、ブラッシャイト(CaHPO4・2H2O)、ピロリン酸カルシウム(Ca2P2O7)、またはヒドロキシアパタイト(Ca5(PO4)3(OH))、あるいはそれらの混合物を調製する方法を提供すること。【解決手段】 こうした小片または小粒は、特に、高度の吸収、あるいは移植された材料の骨リモデリングプロセスの関与が所望される場合の適用例において、骨または歯の充填材あるいは代替骨として使用することができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
小片または小粒の形の、多孔質のα-またはβ-リン酸三カルシウム、ブラッシャイト(CaHPO4・2H2O)、ピロリン酸カルシウム(Ca2P2O7)、またはヒドロキシアパタイト(Ca5(PO4)3(OH))、あるいはそれらの混合物を調製する方法であって、 a)自己硬化型リン酸カルシウムセメント粉末とゼラチンパウダーを、3:0.25〜1の比で混合するステップと、 b)Na2HPO4溶液を加え、形成されたペーストを混合するステップと、 c)形成されたペーストを直ちにシリンジに入れるステップと、 d)数分後にシリンジの小片を押し出すステップと、 e)シリンジから小片を取り出した後、その小片を直接37°Cの蒸留水中に数日間入れて、ゼラチンを溶解させ、相互に連結した孔を形成させるステップと、 f)熱処理を行って、すべての有機または揮発性材料を焼却し、続いて室温に冷却するステップと、 g)か焼、焼結された小片を任意選択で粉砕し、次いでふるいにかけて多孔質 小粒を得るステップと を含むことを特徴とする方法。
IPC (6件):
A61L27/00 ,  A61C5/00 ,  A61C13/08 ,  A61F2/28 ,  A61K6/033 ,  A61K6/08
FI (6件):
A61L27/00 K ,  A61C5/00 ,  A61C13/08 Z ,  A61F2/28 ,  A61K6/033 ,  A61K6/08 H
Fターム (21件):
4C052AA17 ,  4C052HH01 ,  4C081AB03 ,  4C081AB04 ,  4C081AB06 ,  4C081BA01 ,  4C081BB08 ,  4C081BC02 ,  4C081CD152 ,  4C081CF011 ,  4C081CF021 ,  4C081CF031 ,  4C081EA02 ,  4C089AA06 ,  4C089BA16 ,  4C089BE17 ,  4C089CA03 ,  4C097DD07 ,  4C097DD14 ,  4C097EE19 ,  4C097MM04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭60-21763号公報
  • 特開昭60-16879号公報

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