特許
J-GLOBAL ID:200903020066781158

少なくとも1種の他の異なる重合体ヒドロゲルと混合されたポリウレタン-ウレア重合体ヒドロゲルを含有するヒドロゲルコーテイング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523373
公開番号(公開出願番号):特表平10-502856
出願日: 1996年01月15日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】少なくとも1種の異なるヒドロゲル重合体前駆体と混合されたポリウレタン/ウレアプレポリマー付加中間体の滑らかな親水性コーテイング組成物、並びに重合体プラスチックもしくはゴム基質または金属基質とポリウレタン/ウレアプレポリマー付加中間体およびその上にある少なくとも1種の異なるヒドロゲルとの滑らかなヒドロゲルコーテイングとからなり、コーテイング組成物が基質にしっかり接着している物質が開示されている。これらのコーテイング組成物およびコーテイングされた物質は無毒であり且つ生相容性であり、そして医療装置、特にカテーテル、カテーテルバルーンおよびステント、上での使用に理想的に適合する。これらのコーテイング組成物、コーテイングされた物質、およびコーテイングされた装置は体液、特に血液、との接触では低い摩擦係数並びに装置の長期使用における高い摩耗性能度を示す。ヒドロゲルコーテイングを乾燥してそれらが適用された装置の貯蔵性を高めることができ、そして水への露呈によりその後の使用に関して直ちに再活性化させることができる。
請求項(抜粋):
1.親水性のポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルおよび該ポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルとは異なった少なくとも1種の他の重合体ヒドロゲルの湿った滑らかなしっかり接着している混合されたヒドロゲルのコーテイングを上部に有する物質であって、該物質およびコーテイングがa)反応性化学的官能基の少なくとも一部がアミン-含有基であるような反応性化学的官能基を上部に有する表面を有する、熱可塑性ポリウレタン類(TPU)、ポリエステル類、ナイロン重合体、ポリエーテル重合体とポリエステル重合体のブロック共重合体、ポリエーテルポリオールとポリアミド類、ポリイミド類、ポリオレフィン類、合成炭化水素エラストマーよりなる群から選択されるものとのブロック共重合体、並びに天然ゴムよりなる群から選択される親水性もしくは親水性にされた疎水性のプラスチックまたはゴム重合体基質、或いはステンレス鋼、チタン;鋼、ニッケル、チタン、モリブデン、コバルトおよびクロムの合金;並びにニチノール(ニッケル-チタン合金)、およびビタリウム(コバルト-クロム合金)よりなる群から選択される金属基質、b)該基質表面に適用される、末端イソシアナート基の少なくとも一部が該基質表面上の該反応性化学的官能基と反応しそして共有結合してそれとの共有ポリウレア結合を生成してポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体のタイコートを該基質表面上に形成し、そのポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体が該基質表面としっかり接着するような方法で、ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体を生成可能であり且つ他の種と反応しない末端イソシアナート基を含有する親水性ポリウレタン-ウレアプレポリマー中間体を含んでおり、そしてここで該ポリウレタン-ウレアプレポリマー中間体の該末端イソシアナート基の少なくとも一部が他の種と反応しないような方法で該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体中に存在している第一のコーテイング、並びにc)該タイコート上に適用される、該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる少なくとも1種の水溶性ヒドロゲル生成性重合体およびイソシアナート-反応性官能基を含有する水分を含有するヒドロゲル-生成性化合物を含む第二のコーテイングであり、ここで湿った滑らかなしっかり接着した混合されたヒドロゲルのバリアーコートが該タイコートに対する該第二のコーテイングの適用で該タイコート上で生成し、ここで該ヒドロゲル-生成性化合物の該水分は該タイコートの該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体と結合して該混合されたヒドロゲルバリアーコートの最初のヒドロゲルを該コート上に、該混合されたヒドロゲルバリアーコートの該最初のヒドロゲルがポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルであるように生成し、ここで該ヒドロゲル生成性化合物の該イソシアナート-反応性官能基がそれと反応しない該タイコートの該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体の該末端イソシアナート基質の少なくとも一部と反応しそして共有結合して、それにより該ポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルを該タイコートにしっかり接着させ、従って該基質表面にしっかり接着させ、ここで該ヒドロゲル-生成性化合物の該水分が該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なるヒドロゲル生成性重合体と結合して該混合されたヒドロゲルバリアーコートの第二のヒドロゲルを該混合されたヒドロゲルバリアーコートの該第二のヒドロゲルが該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる該ヒドロゲル生成性重合体ヒドロゲルであるように生成し、そしてここで該混合されたヒドロゲルバリアーコートの該第一のヒドロゲルおよび該混合されたヒドロゲルバリアーコートの該第二のヒドロゲルが互いに混合され、それにより該第二のヒドロゲルを該タイコートにしっかり接着させそしてその結果として該基質表面にもしっかり接着させるような第二のコーテイングを含む該物質。2.該ポリエステルがポリエチレンテレフタレート(PET)であり、該ナイロン重合体がナイロン-11およびナイロン-12を含み、該ポリオレフィン類がポリエチレン類(PE)およびポリプロピレン類(PP)を含み、そして該ポリエーテル重合体が脂肪族でありそして該ポリエステル重合体が芳香族である、請求項1記載の物質。3.該基質がプラスチックまたはゴム重合体である時には該反応性化学的官能基がアミン-含有基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、およびそれらの組み合わせよりなる群から選択され、そして該基質が金属である時にはシラン末端基が該金属基質の表面に結合されそして該アミノ基が他の種と反応せずそして更に該シラン末端基と該アミノ末端基との間に炭素数が約8までの低級アルキル基が置かれるような方法で、該反応性化学的官能基が一端にアミノ末端基をそして反対側の端部にシラン末端基を有するアミノ-シラン基を含む、請求項1記載の物質。4.該アミン-含有基がアミノ基、アミド基、ウレタン基、ウレア基、およびそれらの組み合わせよりなる群から選択される、請求項3記載の物質。5.該アミノ基が第1級アミノ基、第2級アミノ基、およびそれらの組み合わせよりなる群から選択される、請求項4記載の物質。6.アミン-含有基が R1NH2 I.、 R1NHR2 II.、および H2N(CH2)xNH2 III.[式中、R1およびR2は炭素原子数1〜約8の1価炭化水素基であり、そしてR3は炭素原子数2〜約8の2価炭化水素基である]よりなる群(I-III)から選択される構造を有するアンモニア、第1級および第2級有機アミン類、亜酸化窒素、窒素およびそれらの組み合わせよりなる群から選択される窒素-含有気体から誘導される、請求項5記載の物質。7.該有機アミン類がメチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、n-プロピルアミン、アリルアミン、イソプロピルアミン、n-ブチルアミン、n-ブチルメチルアミン、n-アミルアミン、n-ヘキシルアミン、n-エチルヘキシルアミン、エチレンジアミン、1,4-ブタンジアミン、1,6-ヘキサンジアミン、シクロヘキシルアミン、n-メチルシクロヘキシルアミン、およびエチレンイミンよりなる群から選択される、請求項6記載の物質。8.該基質がプラスチックまたはゴム重合体である時に該反応性化学的官能基がプラズマ固定により該基質の該表面に固定され、そして該基質が金属である時に該反応性化学的官能基がその化学的処理により該基質の表面に固定される、請求項1記載の物質。9.該基質が、非-極性もしくは微極性であり且つ疎水性であるプラスチックまたはゴム重合体である時には該反応性化学的官能基を該基質表面に固定する前にヒドロキシル基、カルボキシル基およびカルボニル基よりなる群から選択される極性化および親水性化用の基を該基質の表面と結合させることにより該基質を最初に極性またはより極性にし且つ親水性にする、請求項1記載の物質。10.該アミノ-シラン基がγ-アミノプロピルトリエトキシシラン、γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、β-アミノエチル-γ-アミノプロピルトリメトキシシランおよび予備加水分解されたアミノアルキルシラノールよりなる群から選択される化合物から誘導され、それで該基質表面が化学的に処理されている、請求項3記載の物質。11.該親水性ポリウレタン-ポリウレアプレポリマー中間体が水溶性ポリエーテルポリオールおよび有機ポリイソシアナートの誘導体である、請求項1記載の物質。12.該ポリエーテルポリオールがエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのコポリエーテルポリオールであり、そして該有機ポリイソシアナートが脂肪族的に結合された末端イソシアナート(NCO)基を含有するイソシアナートである、請求項11記載の物質。13.該有機ポリイソシアナートが脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、芳香族および複素環式ポリイソシアナートよりなる群から選択される、請求項12記載の物質。14.該脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、芳香族または複素環式ポリイソシアナートが1,6-ヘキサメチレンジイソシアナート(HDI)、それの三官能性ビウレットおよびカルボジイミド誘導体、イソホロンジイソシアナート(IPDI)、ベンゾフェノン、メチレンビス(4-シクロヘキシレンジイソシアナート類)の異性体混合物、m-キシリレンジイソシアナート、m-テトラメチルキシリレンジイソシアナート、p-テトラメチルキシリレンジイソシアナート、およびビス(イソシアナトメチル)1,3-シクロヘキシレンおよびトランス1,4-シクロヘキシレンジイソシアナートまたはその誘導体の異性体混合物よりなる群から選択されるジイソシアナートである、請求項13記載の物質。15.該有機ポリイソシアナートが水溶性の親水性の一官能性および多官能性ポリエーテル類、ポリエーテルアルコール類、ポリエーテルポリオール類、コポリエーテル類、コポリエーテルアルコール類、コポリエーテルポリオール類、1,2-アルキレンオキシドのブロックコポリエーテル、並びに1,2-アルキレンオキシドおよびテトラヒドロフランまたはテトラヒドロプロパンのコポリエーテルよりなる群から選択される化合物と脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、芳香族および複素環式ポリイソシアナート類並びにそれらの誘導体よりなる群から選択される有機ポリイソシアナートとのプレポリマー反応生成物である、請求項13記載の物質。16.該ポリエーテル、ポリエーテルアルコール、コポリエーテルまたはコポリエーテルアルコールが水溶性のホモポリエーテル類、ホモポリエーテルアルコール類、エチレンオキシドのホモポリエーテルポリオール類、コポリエーテル類、コポリエーテルアルコール類、エチレンおよびプロピレンオキシド類のコポリエーテルポリオール類、エチレンおよび1,2-ブチレンオキシドのコポリエーテル類、1,2-アルキレンオキシドポリエーテル類、1,2-アルキレンオキシド類の混合物のコポリエーテル類、並びにエチレンオキシドおよびテトラヒドロフランのコポリエーテル類よりなる群から選択される化合物である、請求項15記載の物質。17.該ポリエーテル、ポリエーテルアルコール、ポリエーテルポリオール、コポリエーテルアルコールまたはコポリエーテルポリオールがエチレンオキシドのホモポリエーテル類またはホモポリエーテルアルコール類、並びに約70〜約85重量%の量のエチレンオキシドおよび約15〜約30重量%のプロピレンオキシドのコポリエーテル類またはコポリエーテルアルコール類よりなる群から選択される化合物である、請求項16記載の物質。18.該ポリエーテルアルコール、ポリエーテルポリオール、コポリエーテルアルコールまたはコポリエーテルポリオールが1個のヒドロキシル基当たり約500〜約20,000の当量を有する、請求項17記載の物質。19.該ポリエーテルポリオールまたは該コポリエーテルポリオールがそれぞれ約750〜約5,000の当量を有するポリエーテルジオールまたはコポリエーテルジオールである、請求項18記載の物質。20.該1,2-アルキレンオキシドポリエーテル類および1,2-アルキレンオキシドの混合物のコポリエーテル類が約1,500〜約7,500の当量を有する、請求項16記載の物質。21.該親水性ポリエーテルが水分を含まない、請求項15記載の物質。22.該親水性ポリエーテルがさらに酸化防止剤も含有する、請求項15記載の物質。23.該親水性ポリウレタンプレポリマー中間体の該末端イソシアナート基が該親水性ポリウレタンプレポリマー中間体と脂肪族的に結合されている、請求項1記載の物質。24.該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体とは異なる該少なくとも1種の他の水溶性のヒドロゲル-生成性重合体が多糖類およびそれらの塩類、改質された多糖類およびそれらの塩類、水溶性またはヒドロゲル-生成性の改質されたセルロース類、高分子量ポリ-(オキシアルキレン)類、並びにそれらの組み合わせよりなる群から選択される、請求項1記載の物質。25.該多糖もしくはその塩または改質された多糖もしくはその塩がヒアルロン酸およびそのアルカリ金属塩類、D-マンヌロン酸およびL-グルクロン酸の共重合体部分を含有するアルギン酸類並びにそれらのアルカリ金属塩類、並びに交互になっている1,3-結合されたβ-D-ガラクトピラノシルおよび1,4-結合されたα-D-ガラクトピラノシル単位の線状多糖類を含有するカラゲナン類および水溶性海草ゴム類、並びにそれらの硫酸エステル化された誘導体よりなる群から選択されるムコ多糖類である、請求項24記載の物質。26.該1,3-結合されたβ-D-ガラクトピラノシル単位の該硫酸エステル化された誘導体が2-および4-硫酸エステル化された誘導体を含み、そして該1,4-結合されたα-D-ガラクトピラノシル単位の該硫酸エステル化された誘導体が2-および6-硫酸エステル化された並びに2,6-二硫酸エステル化された誘導体を含む、請求項25記載の物質。27.該改質されたセルロース類がカルボキシメチルセルロース類およびそれらのナトリウム塩類並びにヒドロキシプロピルセルロース類およびそれらのナトリウム塩類を含む、請求項24記載の物質。28.ポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルおよび該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる水溶性ヒドロゲル生成性重合体の少なくとも1種の他のヒドロゲルの湿った滑らかなしっかり接着している混合されたヒドロゲルが共重合体ヒドロゲル網目構造、グラフト重合体ヒドロゲル、会合重合体ヒドロゲル、およびそれらの組み合わせよりなる群から選択される組成物を形成する、請求項1記載の物質。29.該第二コーテイングの該水分を含有するヒドロゲル-生成性化合物が水である、請求項1記載の物質。30.該水分を含有するヒドロゲル-生成性化合物の該イソシアナート-反応性官能基がヒドロキシル基である、請求項1記載の物質。31.ポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルおよび該親水性ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる水溶性のヒドロゲル生成性重合体の少なくとも1種の他のヒドロゲルの湿った滑らかなしっかり接着している混合されたヒドロゲルの該コーテイングがさらに滑り添加剤も含有する、請求項1記載の物質。32.水性ポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルおよび該親水性ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる水溶性のヒドロゲル生成性重合体の少なくとも1種の他のヒドロゲルの湿った滑らかなしっかり接着している混合されたヒドロゲルの該コーテイングが約0.1ミル〜約5ミルの厚さを有する、請求項1記載の物質。33.親水性ポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルおよび該親水性ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる水溶性のヒドロゲル生成性重合体の少なくとも1種の他のヒドロゲルの湿った滑らかなしっかり接着している混合されたヒドロゲルの該コーテイングが約70重量%〜約90重量%の水含有量を有する、請求項1記載の物質。34.請求項1記載の物質から製作される医療装置。35.カテーテル、カテーテルバルーンまたはステントである、請求項24記載の医療装置。36.親水性のポリウレタン-ポリウレア重合体ヒドロゲルおよび該親水性ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる水溶性のヒドロゲル生成性重合体の少なくとも1種の他のヒドロゲルの湿った滑らかなしっかり接着している混合されたヒドロゲルのコーテイングを上部に有する物質であって、該物質およびコーテイングがa)基質が熱可塑性ポリウレタン類(TPU)、ポリエステル類、ナイロン重合体、ポリエーテル重合体とポリエステル重合体のブロック共重合体、ポリエーテル重合体とポリアミド類、ポリイミド類、ポリオレフィン類、合成炭化水素エラストマーよりなる群から選択されるものとのブロック共重合体、並びに天然ゴムよりなる群から選択されるか、或いはステンレス鋼、チタン;鋼、ニッケル、チタン、モリブデン、コバルトおよびクロムの合金;並びにニチノール(ニッケル-チタン合金)、およびビタリウム(コバルト-クロム合金)よりなる群から選択される金属基質であるような基質であり、該重合体または金属基質が上部に反応性化学的官能基を有する表面を有しており、該反応性化学的官能基が該基質表面上に少なくとも複数のアミン-含有基があるように(i)該基質が重合体である時にはアミノ基、アミド基、ウレタン基、ウレア基、およびそれらの組み合わせよりなる群から選択されそして該基質が金属である時にはアミノ-シラン基であるアミン-含有基、(ii)ヒドロキシル基、(iii)カルボキシル基、(iv)カルボニル基、および(v)それらの組み合わせよりなる群(i-v)から選択される基質、b)該基質表面に適用される、末端イソシアナート基の少なくとも一部が該基質表面上の該反応性化学的官能基と反応しそして共有結合してそれとの共有ポリウレア結合を生成してポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体のタイコートを該基質表面上に形成し、そのタイコートが該基質表面としっかり接着するような方法で、ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体を生成可能であり且つ他の種と反応しない末端イソシアナート基を含有する親水性ポリウレタン-ウレアプレポリマー中間体を含んでおり、該親水性ポリウレタン-ウレアプレポリマー中間体が水溶性ポリエーテルポリオールまたはコポリエーテルポリオールと脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、芳香族および複素環式ポリイソシアナート類よりなる群から選択される有機ポリイソシアナートから誘導される化合物よりなる群から選択され、ここで該ポリウレタン-ウレアプレポリマー中間体の該末端イソシアナート基の少なくとも一部が他の種と反応しないような方法で該タイコートの該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル-生成性重合体中に存在している第一のコーテイング、並びにc)該タイコート上に適用される、多糖類およびそれらの塩、改質された多糖類およびそれらの塩、水溶性もしくはヒドロゲル生成性改質セルロース類、高分子量ポリ(1,2-オキシエチレン類)およびそれらの組み合わせからなる群より選択される該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体とは異なる少なくとも1種の水溶性ヒドロゲル生成性重合体およびイソシアナート-反応性官能基を含有する水分を含有するヒドロゲル-生成性化合物を更に含む第二のコーテイングであり、ここで湿った滑らかなしっかり接着した混合されたヒドロゲルのバリアーコートが該タイコートに対する該第二のコーテイングの適用で該タイコート上で生成し、ここで該ヒドロゲル生成性化合物の該イソシアナート-反応性官能基がそれと反応しない該タイコートの該ポリウレタン-ポリウレアヒドロゲル生成性重合体の該末端イソシアナート基質の少なくとも一部と反応しそして共有結合して、該混合されたヒドロゲルバリアーコートの最初のヒドロゲルが該タイコートにしっかり接着してそれによって該基質表面にしっかり接着す・・・
IPC (7件):
A61L 29/00 ,  A61L 31/00 ,  B05D 1/36 ,  B05D 7/02 ,  B05D 7/24 302 ,  C08J 7/00 306 ,  C08J 7/04
FI (7件):
A61L 29/00 Z ,  A61L 31/00 ,  B05D 1/36 Z ,  B05D 7/02 ,  B05D 7/24 302 T ,  C08J 7/00 306 ,  C08J 7/04 U
引用特許:
審査官引用 (7件)
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